【スラバヤ】インドネシア人向けラーメン店の熱い戦い

日本からの飲食店の進出、とくにラーメン店のインドネシアへの進出が始まって久しい。スラバヤにも、とんこつラーメンの博多一幸舎や希(のぞみ)ラーメンが進出し、けっこうな人気を集めている。

そんななか、チキン味をベースにし、インドネシア人の味覚に合わせたラーメン店が相次いでオープンした。

10月4日に行ったのは「食べるラーメン」という店。メニューは醤油ラーメンと味噌ラーメンの2種類のみ。独自の調査を行い、日本と同じではなく、インドネシア人の舌に合うように仕上げたという。

実際に食べてみた。

まず、お勧めに従って醤油味。麺は最初インスタントかと思ったが、自家製麺とのこと。インドネシア人の嗜好に合わせているらしく、コシはほとんどない。固い麺は好みでないそうだ。スープは意外にいける。鶏肉のチャーシューは今ひとつ。

次に、みそ味を食す。白味噌を使ったスープは、味噌汁のようで、味が薄い。日本のみそラーメンとは趣が違い、むしろ塩ラーメンに味が近い。彼らの調査では、インドネシア人には赤味噌は評判がよくなく、白味噌(インドネシアでは黄味噌tauco kuningと呼ぶようだ)のほうがいいのだという。うーん、どちらかといえば、醤油味のほうがまだましか。

たしかに、日本人としてこれらのラーメンを食べると、かなりの違和感がある。しかし、インドネシア人向けとしてはどうなのだろうか。今後、味は進化するのだろうか。

食後の何ともいえない不足感は、満腹でも何かを食べずには収まらない衝動にかられた。何でもよかった。1万ルピアのペチェル(野菜をピーナツ甘辛ソースで合えたもの)を食べて、ようやく不足感が収まった。ふーっ。

Taberu Ramen
Jl. Ngagel Jaya Selatan No. 30A, Surabaya

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さて、翌10月5日、今度は、ロイヤルプラザ3階のフードコート奥にオープンした「ラーメン将軍」の開店に合わせて行ってきた。何と、開店第1号の客となった。

この店は、日本人がインドネシア人の味に合うようなラーメンを提供しようとしている様子。お勧めに従って、オリジナルスープに鶏肉照り焼きをトッピングしてみた。

麺はある程度コシがあり、あっさり味のスープにうまくなじむ。鶏肉の照り焼きは、チャーシューを思わせるような柔らかくて軽く味が付いている。

特筆すべきは、赤っぽい特製シークレットスープの素。これを少しずつスープに溶かしながら食べる。さっきまでのチキン味のあっさりスープが、コクのあるピリッと辛みの利いたスープへ変身していくのが、個人的にはなかなかいける。

しかし、ジャワ人の舌にはこの辛さはどうだろうか。むしろ、赤っぽい特製シークレットスープの素はお好みに応じて入れるようにし、毎度おなじみケチャップ・マニス(甘い味のドロッとした醤油のようなソース)を好みに応じて入れられるようにするといいのではないか、と思った。

さすがに、前日の「食べるラーメン」との差は歴然だったが、それは私が日本人で「ラーメンとはこういうものだ」という先入観があるからそう思うのである。インドネシア人の客がどう判断するかは、しばらく見てみないと分からないだろう。

Ramen Shogun
Royal Plaza 3rd Floor, Food Court
FB: Ramen Shogun
Twitter: @RamenSHO-GUN

スラバヤへのラーメン店の出店はまだ続く。トゥンジュンガン・プラザに山小屋がオープン予定だし、グランドシティにも下の写真のような表示があった。

スラバヤのインドネシア人向けラーメン店の熱い戦いは続く。

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