福島を訪れたオーストラリアのアーティストたちとともに(2019年8月9~11日)

2019年8月9~11日, 福島を拠点とする詩人の和合亮一さんの招きで、福島の飯舘村を訪れ、地元の方々と一緒にパフォーミング・アートの作成を試みてきたオーストラリアのアーティスト・チームと一緒に過ごすことができました。

和合さんとオーストラリアのアーティストたちは、2019年8月10日、いわき市立美術館で、「福島ー新しい光をさがして」と題する、非常に興味深いコラボレーション・パフォーマンス・アートのイベントを行いました。

そして翌日(2019年8月11日)は前日と同様、飯舘村の山津見神社にて、舞踊、パーカッション、詩の朗読のコラボレーション・パフォーマンスアートを行いました。ここでのテーマは、神社の天井を飾るオオカミ絵でした。242枚のオオカミ絵は、社殿とともに2013年に焼失しましたが、その後、東京芸術大学チームによって復元されました。この復元のもととなるオオカミ絵の写真を撮っていたのが、オーストラリアからアーティストを招聘した和歌山大学の加藤久美先生たちでした。すなわち、今回の機会は、加藤先生らがパフォーミングアートを山津見神社へ奉納するという意味が込められていたのでした。

彼らと一緒の機会は、とても印象的で、そこで繰り広げられたコラボレーション・パフォーマンス・アートからは、まるで魂を揺さぶられるような衝撃を受けました。即興が中心の今回の公演は二度と再現できない、3人の演者の真剣勝負かつ息の合った作品であり、そんな機会に恵まれたのはとても幸運なことでした。今回の経験から、アートが地域社会にどのような役割を果たせるかについて、自分なりの深い示唆を得ることができた気がします。

個人ブログ「ぐろーかる日記」に、より詳しく書きましたので、興味のある方は、以下のサイトにてご笑覧ください。
https://glocal-diary.blogspot.com/2019/08/2019_14.html

スラウェシとジャカルタへ出張(2019年8月4~7日)

弊社は、石川県庁訪問団に同行し、インドネシアの農業の現況を見るために、南スラウェシ州(ワジョ県、マカッサル市)及びジャカルタを訪問しました。石川県は、今後、ワジョ県を中心とする、農業開発に関する長期的な協力関係の構築を提案しました。

石川県はとくに、農業機械化、農民を対象とする研修、農業面の所得向上に貢献したいと考えています。

よりどりインドネシア親睦交流会開催(2019年8月3日)

2019年8月3日、ジャカルタのBatik Kuring Restaurantにて、よりどりインドネシア親睦交流会を開催しました。出席者は5名でしたが、イスラム、LGBT、ジャカルタ暴動、ジョコウィとプラボウォ和解の背景と今後など、様々な話題を自由に語り合う機会となりました。

今後は、日本人とインドネシア人の両方が一緒に共通話題を話し合える、新たな親睦交流会も企画・開催したいと考えています。

パダンで送り出し機関と協議(8/1-2)

8月1~2日、パダンにて技能実習生送り出し機関と今後の協力について協議しました。まずは一つの技術・技能に絞り、それに特化した技能実習生を日本で訓練し、修得した技術・技能を帰国後インドネシアで確実に生かせる人材育成をする、という方向性を確認しました。

関連記事を個人ブログに書きました。以下のサイトよりアクセス可能です。

https://glocal-diary.blogspot.com/2019/08/blog-post_4.html

北海道石狩市を訪問(2019年7月3~4日)

2019年7月3~4日、インドネシアの技能実習生送り出し機関であるLPK Bhumi Ika NuswantaraのAhmad Sarita社長、及び監理団体である国際交流事業協同組合とともに、北海道石狩市を訪問し、石狩市社会福祉協議会ほかと技能実習プログラムについて協議しました。併せて、石狩新港地域を視察しました。

LPK Bhumi Ika Nuswantaraと国際交流事業協同組合は、現在、石狩市の高齢者向け施設へインドネシアから介護実習生2名を派遣する準備を進めています。ただ、今回の協議では、介護以外にも、石狩新港地域に立地する製造業企業などに技能実習生の需要がかなりあることを確認しました。

今回、技能実習プログラムを単なる人手不足解消ではなく、生き生きとした幸せな地域づくりのためにどう活用していくかという観点で考える、真摯で誠実な石狩市社協職員の方々や国際交流事業協同組合のような真面目な監理団体に出会うことができたのは、本当に幸いでした。

今回の訪問を通じて、真の意味での技能実習プログラムを実現するために、彼らと協力していけると感じました。弊社は、LPK Bhumi Ika Nuswantaraの日本支部の役割を果たしたいと考えています。

人材育成の観点から、技能実習プログラムが日本とインドネシアの双方の地域やコミュニティの発展と関連付けられ、真の意味での技能実習プログラムとなっていく・・・。弊社は、そんな実例が一つずつ積み重ねられていくお手伝いを進めていきたいと思っています。

特定技能に関する協力覚書、2019年6月25日に調印

日イ両政府は、特定技能に関する協力覚書を2019年6月25日に調印しました。

この協力覚書は、以下のサイトから、英語、インドネシア語、日本語でオリジナル・テキストを読むことが可能です。

英語: https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000492333.pdf
インドネシア語: https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000492335.pdf
日本語: https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000492327.pdf

協力覚書によると、特定技能者を活用したい日本の受入機関・企業は、インドネシアのオンライン・コンピュータ労働市場情報システムであるIPKOLに求人情報を登録することが求められます。そして、このIPKOLを通じて、特定技能での就労を希望するインドネシア人候補者のデータベースを受け取ることができます。

日本で特定技能による就労を希望するインドネシア人候補者は、IPKOLにデータを入れる必要があります。このため、従来の技能実習のような、送り出し機関を通じる必要はありません。候補者のデータ入力方法についての説明が、インドネシア政府からあるはずです。

まずは, 協力覚書のオリジナル・テキストを注意深くお読みください。

今年もマカッサル国際作家フェスティバル2019に参加

毎年恒例となった感はありますが、2019年6月26~29日にマカッサル国際作家フェスティバル(MIWF)に参加しました。

マカッサル国際作家フェスティバルは、2011年に始まりました。インドネシアや海外の作家や詩人が集まり、多くの興味ある分科会が開催され、そこでは、著作を作家が紹介したり、歴史、時事、今後の私たちの生活に関する多くのトピックについて議論したり、市民が読書関連のイベントを開いたりしています。

今年、私たちは “Story Telling, Disaster and Resilience” と題して、聞き書きに関する分科会を行いました。日本からはインドネシアへの聞き書きプログラムの展開を主導している愛媛大学の島上宗子さん、インドネシアでの聞き書きプログラムのコーディネーターであるボゴール農科大学のZaenal Abidin氏、中スラウェシ州ドンガラ県の高校の先生で聞き書きグループの指導に携わっているRisna Abbas先生、ゴロンタロ州の聞き書きコーディネーターであるゴロンタロ国立大学のLilan Damaさん、そして聞き書きプログラムに実際に参加したRezaさん、Firaさん、Putriさんを招きました。

分科会では、聞き書きが通常のインタビューやヒアリングとどのように異なるのかに焦点を当てながら、聞き書きプログラムについて紹介しました。聞き書きプログラムに参加した若い3人は、聞き書きプログラムでの彼らの経験とともに、プログラムを通じて自分自身がどのように変化したかについて話してもらいました。

私たちの聞き書きの分科会では、環境保全、地域の知恵、世代間の信頼構築という文脈で、インドネシアにとっての聞き書きの意味と重要性を提示することができました。

今回の聞き書きの分科会の開催に当たっては、多くの観客と一緒に聞き書きプログラムについて議論するために非常に良い機会を与えてた、マカッサル国際作家フェスティバル実行委員会、とくにチーフコーディネーターのLily Yuliantiさんに深く感謝を表します。

パダンとマカッサルで日本語教育センターを訪問

今回は、パダンとマカッサルでいくつかの日本語教育センター(LPK)を訪問し、日本への技術実習プログラムの現状と今後の我々の協力の方向性について議論しました。

弊社は今、インドネシアの複数のLPKの日本代表・支所の役割を果たす準備をしています。主に、彼らが送り出す研修生の関わる技術実習プログラムに関するサポートを行います。

これは、技能実習プログラムを真の人材開発プログラムへ更生させていくための一歩と考えており、その趣旨に賛同できるインドネシアのLPKと協力関係を結んでいきたいと考えています。

インドネシア・パダンで特定技能に関する説明会を開催

2019年6月24日、西スマトラ州労働局とスマートカレッジ日本語教育センターが主催する特定技能に関する説明会があり、元技能実習生や日本語教育センター向けに、当方より特定技能に関する説明を行いました。

この説明会は、特定技能に関する情報が錯綜し、誤った情報が数多く流れ、一部では元技能実習生が詐欺に遭うなどの事態が数多く発生していたことを鑑みて開催されました。

100人以上の参加者が特定技能に関する説明を熱心に聞き、数多くの質問が出されました。また、元技能実習生は、我々に対して、かつて自分を受け入れてくれた日本企業とコンタクトし、彼らをもう一度特定技能ビザで受けれてくれそうかどうか確認してほしいとの希望を表明しました。

2019年6月25日、日本政府とインドネシア政府との間で、特定技能に関する協力覚書が署名されました。しかし、特定技能ビザを取得する手続等については、まだいくつかの不確定情報があります。我々は、今後の特定技能をめぐる様々な動きを注意深く慎重に見守っていく必要があります。

 

LPK AKARAとともにパヤクンブを訪問

2019年6月21~23日、日本語教育機関である LPK AKARAと一緒に西スマトラ州パヤクンブ市を訪問し、彼らが実施している日本への技能実習候補生向けの研修授業の様子を見ました。教室では約30人の生徒たちが日本語の基礎を勉強していました。彼らとの対話の後、我々から彼らを励ますためのスピーチを送りました。

さらに、パヤクンブ市の副市長にもお会いし、現在の同市の経済社会状況、開発の方向性、人材開発戦略について議論しました。我々は、そうしたパヤクンブ市の方向性や戦略と連携させる形で、日本での技能実習プログラムを実施させていきたいと考えています。

1 2 3 60