ジャカルタ、スラバヤへの出張(2020年3月1~11日)

新型コロナウィルス感染拡大のなか、近畿経済産業局とTeam E-Kansaiからの委託を受け、2020年3月1~11日、環境技術ニーズを調べるため、インドネシアのジャカルタ及びスラバヤを訪問しました。調査では9つの業界団体とコンタクトしましたが、やはり面会アポは取れず、不十分ながら質問票調査となりました。3月2日にインドネシアで初の感染者が公表されたこともあり、行動においてはバスなどを避けてタクシーを利用し、細かな行動軌跡をインドネシア語で記録しました。

中アチェ県への出張(2020年2月17~23日)

JICA草の根協力(地方活性化)事業の一環で、インドネシアのスマトラ島にある中アチェ県を訪問しました。このプロジェクトは、農産物として地元の柑橘類を対象に、栽培、加工、マーケティングを統合した6次産業化の促進を図るものです。中アチェ県からは2人の若者が高知県越知町へ派遣され、岡林農園で6次産業化についての実地研修を続けています。

今回は、中アチェ県政府、柑橘類農家、若手起業家とともに、3者の統合と連携による6次産業化を実現するための戦略について話し合う、2日間のワークショップを行いました。

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2020年、新年のご挨拶

あけましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

日本と海外(インドネシアなど)の地域づくりをパラレルに見ていると、その同時代性を強く感じます。ローカルとローカルがつながり、新しい価値と深い学びが持続的に生み出される。そんな世界を目指して、微力ながら精進したいと思います。

写真:インドネシア・東ジャワ州バトゥ市の若き農業者たちと一緒に。生産者と消費者を結ぶ動きはここでも試みられている。 [2019年5月]

福島県のリスクマネジメント研修ツアーに参加(2019.12.3-12.4)

2019年12月3〜4日、福島イノベーション・コースト構想推進機構主催の「リスクマネジメント研修コース」のツアーに参加しました。

今回のツアーの最大の関心は、福島第2原子力発電所の見学でした。福島第2は今後約40年かけて廃炉とすることが決定しており、現在は稼働していません。今回は、原子炉建屋の中に入り、原子炉格納容器の真下まで行くことができました。建屋内では、放射線による身体への汚染を防ぐため、複雑で厳しい規則に従うことが求められ、何度も防護服や手袋などを取り替えたり重ね着したりしました。線量計を持って中に入りましたが、終了後の測定では線量計の値は0.000でした。

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福島県の先端農業視察ツアーに参加

2019年11月28~29日、公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構主催の第1回視察ツアー「先端農業視察コース」に参加しました。

ツアーでは、ICT営農システムでの農業再生(飯舘村)、営農再開へ向けた調査研究(南相馬市)、籾米の乾燥・貯蔵・出荷を管理するカントリーエレベーター(楢葉町)、国産バナナ栽培(広野町)、イチゴの大規模栽培(大熊町)、LED光源を用いた野菜工場(川内村)、AIによる温度管理を用いた胡蝶蘭栽培(葛尾村)を視察しました。

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高知と東京で中アチェ県幹部への短期本邦研修

2019年11月5~9日、中アチェ県幹部への短期本邦研修を実施しました。これは、高知県越知町と中アチェ県との間での柑橘類に関する6次産業化を目指すJICA草の根協力プロジェクトの一環です。

今回の研修で、彼らは6次産業化とその支援政策を政府がどのように実施しているかを学びました。本プロジェクトで越知町には中アチェ県から2名の研修員が送られていますが、今回、彼ら2名が短期研修に参加した中アチェ県幹部に、現場で柚子の摘み方を教えたりもしました。地元テレビの取材もありました。

今回の研修が、中アチェ県での柑橘類の6次産業化の進展へ向けて何らかの貢献をするために有益な機会となったことを願っています。

東京でインドネシア新内閣について講演(Nov 3, 2019)

2019年11月3日、東京で開催された、ニューズピックスのアジア専門家である川端隆史氏主宰のイベントにて講演しました。内容は、2期目を迎えたインドネシア・ジョコウィ政権の新内閣の陣容に関する分析、今後のインドネシアの政治経済の展望など。参加者からたくさんの質問を受け、議論が盛り上がりました。

内容の一部は、2019年11月7日付の『じゃかるた新聞』にも掲載されました。よろしければ、以下のサイト(有料)もご参照ください。

Business Trip to Cianjur, 8-9 October 2019

We visited Cianjur, West Java, in 8-9 October 2019 with mission from local government of Minakami town, Japan, to prepare JICA Grass-root Cooperation Project on agro-tourism next year.

Kami mengunjungi Kabupaten Cianjur, Jawa Barat, pada tanggal 8-9 Oktober 2019 bersama rombongan Pemkot Minakami, Jepang, untuk persiapan Proyek Kerjasama Akar Rumput tentang agrowisata yang akan mulai tahun 2020..

2020年度実施を検討しているアグロツーリズムに関するJICA草の根協力事業(地域活性化枠)の準備のため、みなかみ町職員2名とともに、2019年10月8~9日、西ジャワ州チアンジュール県を訪問しました。

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Guest Lecture / Kuliah Tamu / 特別講義(Kendari, 4 October 2019)

In 4 October 2019, we gave a guest lecture in Southeast Sulawesi University with the title “Business for Social Welfare”.

Pada tanggal 4 Oktober 2019, kami kasih kuliah tamu di Universitas Sulawesi Tenggara, Kendari, dengan judul “Kewirausahaan untuk Kesejahteraan Masyarakat”.

2019年10月4日、クンダリの東南スラウェシ大学にて、「社会福祉のためのビジネス」と題した特別講義をインドネシア語で行いました。

Visit Minakami town / みなかみ町を訪問(15 August 2019)

In 15 August, 2019, we had a meeting with local government of Minakami town to discuss about preparation of JICA grass-roots program on agrotourism.

Pada tanggal 15 Agustus 2019, kami mengadakan rapat dengan Pemda kota Minakami untuk diskusi tentang persiapan program JICA tentang wisata agro.

2019年8月15日は、みなかみ町を訪問し、JICA草の根事業の準備について、町役場と話し合いを行いました。

福島を訪れたオーストラリアのアーティストたちとともに(2019年8月9~11日)

2019年8月9~11日, 福島を拠点とする詩人の和合亮一さんの招きで、福島の飯舘村を訪れ、地元の方々と一緒にパフォーミング・アートの作成を試みてきたオーストラリアのアーティスト・チームと一緒に過ごすことができました。

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スラウェシとジャカルタへ出張(2019年8月4~7日)

弊社は、石川県庁訪問団に同行し、インドネシアの農業の現況を見るために、南スラウェシ州(ワジョ県、マカッサル市)及びジャカルタを訪問しました。石川県は、今後、ワジョ県を中心とする、農業開発に関する長期的な協力関係の構築を提案しました。

石川県はとくに、農業機械化、農民を対象とする研修、農業面の所得向上に貢献したいと考えています。

よりどりインドネシア親睦交流会開催(2019年8月3日)

2019年8月3日、ジャカルタのBatik Kuring Restaurantにて、よりどりインドネシア親睦交流会を開催しました。出席者は5名でしたが、イスラム、LGBT、ジャカルタ暴動、ジョコウィとプラボウォ和解の背景と今後など、様々な話題を自由に語り合う機会となりました。

今後は、日本人とインドネシア人の両方が一緒に共通話題を話し合える、新たな親睦交流会も企画・開催したいと考えています。

パダンで送り出し機関と協議(8/1-2)

8月1~2日、パダンにて技能実習生送り出し機関と今後の協力について協議しました。まずは一つの技術・技能に絞り、それに特化した技能実習生を日本で訓練し、修得した技術・技能を帰国後インドネシアで確実に生かせる人材育成をする、という方向性を確認しました。

関連記事を個人ブログに書きました。以下のサイトよりアクセス可能です。

https://glocal-diary.blogspot.com/2019/08/blog-post_4.html

北海道石狩市を訪問(2019年7月3~4日)

2019年7月3~4日、インドネシアの技能実習生送り出し機関であるLPK Bhumi Ika NuswantaraのAhmad Sarita社長、及び監理団体である国際交流事業協同組合とともに、北海道石狩市を訪問し、石狩市社会福祉協議会ほかと技能実習プログラムについて協議しました。併せて、石狩新港地域を視察しました。

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特定技能に関する協力覚書、2019年6月25日に調印

日イ両政府は、特定技能に関する協力覚書を2019年6月25日に調印しました。

この協力覚書は、以下のサイトから、英語、インドネシア語、日本語でオリジナル・テキストを読むことが可能です。

英語: https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000492333.pdf
インドネシア語: https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000492335.pdf
日本語: https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000492327.pdf

協力覚書によると、特定技能者を活用したい日本の受入機関・企業は、インドネシアのオンライン・コンピュータ労働市場情報システムであるIPKOLに求人情報を登録することが求められます。そして、このIPKOLを通じて、特定技能での就労を希望するインドネシア人候補者のデータベースを受け取ることができます。

日本で特定技能による就労を希望するインドネシア人候補者は、IPKOLにデータを入れる必要があります。このため、従来の技能実習のような、送り出し機関を通じる必要はありません。候補者のデータ入力方法についての説明が、インドネシア政府からあるはずです。

まずは, 協力覚書のオリジナル・テキストを注意深くお読みください。

今年もマカッサル国際作家フェスティバル2019に参加

毎年恒例となった感はありますが、2019年6月26~29日にマカッサル国際作家フェスティバル(MIWF)に参加しました。

マカッサル国際作家フェスティバルは、2011年に始まりました。インドネシアや海外の作家や詩人が集まり、多くの興味ある分科会が開催され、そこでは、著作を作家が紹介したり、歴史、時事、今後の私たちの生活に関する多くのトピックについて議論したり、市民が読書関連のイベントを開いたりしています。

今年、私たちは “Story Telling, Disaster and Resilience” と題して、聞き書きに関する分科会を行いました。日本からはインドネシアへの聞き書きプログラムの展開を主導している愛媛大学の島上宗子さん、インドネシアでの聞き書きプログラムのコーディネーターであるボゴール農科大学のZaenal Abidin氏、中スラウェシ州ドンガラ県の高校の先生で聞き書きグループの指導に携わっているRisna Abbas先生、ゴロンタロ州の聞き書きコーディネーターであるゴロンタロ国立大学のLilan Damaさん、そして聞き書きプログラムに実際に参加したRezaさん、Firaさん、Putriさんを招きました。

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