お詫び:5月9日付ブログの訂正

5月9日付ブログは、「国内唯一の産業廃棄物処理施設」というタイトルで書きましたが、その後、同企業の方から、「国内唯一の産業廃棄物向け最終処分場」というのが正しい、とのご指摘を受けました。インドネシア国内には、焼却や(廃油等の)再利用施設ほか、中間処理施設は複数存在するとのことです。

このご指摘に従って、5月9日付ブログのタイトルと中身を訂正しました。読者の皆様に謹んでお詫び申し上げます。

T様、ご指摘をいただき、誠にありがとうございました。

日本側の思い込み病

5月8日、ジャカルタで日経BP社とKompas Gramedia Groupの主催による「第1回日本インドネシア経営者会議(The 1st Indonesia-Japan Business Forum)」に出席した。

会議は日本語・インドネシア語の同時通訳で行われ、会場のケンピンスキーホテルには、多くの方々が集っていたが、残念ながら、日本側に比べて、インドネシア側の出席者の数が大幅に少なかった。一つのテーブルに6人いると、インドネシア人の出席者は1人、という感じだった。

タイトルは「生活革命」。インドネシアの消費市場に大きな変化が起きており、それをうまく取り込んで業績をどのように上げていくか。果敢に攻めるいくつかの日本企業のトップにお話をうかがうというのがメインであった。

一言でいうと、いかにインドネシア市場の現実を知るか、ということにつきる。よそから来た者が自分に都合のいい現実を探し、それに合わせるようにマーケットへ強要しても、マーケットがそれに反応するとは限らない。一度、真っ新な気持ちになって、インドネシア市場の現実から学ぶ姿勢が重要であろう。

日本でうまくいったものが、インドネシアでうまくいくとは限らない。それは、日本国内で、関東でうまくいったものが関西で必ずしもうまくいかないのと同じである。基本中の基本である。しかし、日本とインドネシアの関係になると、なぜか、日本でうまくいったものはインドネシアでも必ずうまくいくはず、だって日本のほうが製品の品質が優れているから、という話が聞こえてくる。それは、単なる思い込みにすぎない。

思い込み病は日本企業に限らない。私が研究所に勤めていた頃、理論に基づいて論文を書いた方に「現実はこうなっている」といくら説明しても、「そうなるはずがない」とわかってもらえなかった。私のような地域研究者は理論面が弱い、というのは認めるにしても、だからといって現実を見ないというのは、たとえ理論研究者であっても、許されることではないと思ったものだ。

また、援助専門家として働いていたときに、「インドネシア側はこのように変わった」といくら担当者に言っても、「あいつらがそんな風に変わるはずがない。うそだよ」と相手にされないどころか、担当者から疎まれた。「あいつら」という言葉にもびっくりしたが、せめて、その人には、自分が経験したインドネシアの実際の話をしてもらいたかった。ほとんどインドネシアの方とはお付き合いのない方だったからである。

思い込み病の患者さんたちは、その予備軍ともいえる方々に同意を求め、患者さんたちで閉じられたグループを作る傾向がある。そして、事あるごとにそれが「正しい」ことを、彼らの狭い世界で確認し合う。その間に、現実はどんどん変わっていく。早く気がつけば、現実に向き合って修正することもできるが、遅くなってしまうと、間違った認識を持ってきたことを素直に認められなくなり、逆に意固地になってしまうことさえある。

ビジネスの世界は正直である。意固地になったところに対して、現実は寛容に対応してはくれない。インドネシアは寛容だといわれるが、ビジネスの世界で甘めに見てもらえることはない。思い込み病が悪化した日本企業は、「こんなはずじゃなかった」状態に陥ってしまうだろう。

思い込み病は、実は、インドネシアでの自分たちの外の世界へ向けての発信力不足にも関わってくる。「第1回日本インドネシア経営者会議」で発言した数少ないインドネシア側スピーカーの一人、インドネシア経営者協会(APINDO)のソフィヤン・ワナンディ会長が何度も強調していたのが、「日本企業よ、発進力を強化せよ」だった。

これについては、別のブログで改めて論じたいと思う。

【ジャカルタ】ジャワ化した中華 @ Restoran “Rendezvous”

1973年に開業したこの店は、ジャカルタの古き良き時代の庶民的な中華料理の味を今も守っている。名前の通り、この店で出会ったり、デートをしたりしたジャカルタっ子も多いことだろう。

私もここ数年、よく通っていた店である。何回かに一度、何度かインドネシアに赴任して馴染んでいる知り合いの邦人の方にお会いするのである。まさに、ランデブー。

今回のジャカルタ出張中、5月7日の夜に友人夫婦と一緒に夕食をとった。お目当てのシウマイ(Siumai Komplit)は、ニガウリもキャベツもないとのことで見送り。今回食べたのは以下の料理である。

Gohiong Udang Saus Mentega: Rp. 70,000
(エビ肉詰め揚げのバターソース)
 Lindung Fumak: Rp. 60,000
(ウナギの野菜辛味炒め)
Babi Cah Brokoli: Rp. 55,000
(豚肉とブロッコリーの炒め物)
Sup Kimlo Ayam: Rp. 50,000
(鶏肉入りのキムロスープ)

この店の中華料理は、本場風でとても美味しい、という感じではない。本物と比べると、どこか何となく抜けていて、逆に親しみを持ってしまうような味である。中華料理がジャカルタにやってきて、しっかりとこの土地に馴染んだ、そんなジャワ化した中華の味わい、といってよいかもしれない。

以前、この店で Lo Mie(あんかけそば)を頼んだとき、コシのない麺にドロッとした餡のかかった麺が出てきたときは、中華料理とは認めたくない気持ちがした。でも、食べているうちに、これも有りかもしれないと妙に納得した記憶がある。

そう、この古っぽい店でゆったりと食事をしていると、それだけで何となく落ち着いた気分になってくるのである。いつも、若い頃はここでランデブーだったのだろうと思われるお年寄りのカップルを見かけるのだが、なかなか微笑ましい。ふっと、20年前のジャカルタにタイムスリップできるような空間である。

Restoran “Rendezvous” (Pertemuan)
Jl. Johar No. 2B-C, Jakarta Pusat
Tel: 021-3905973, 31923784, 31923468

【スラバヤ】マカッサルの麺 @ Depot Hongkong

ジャカルタからスラバヤへ移って感じるのは、インドネシアで一番馴染んでいるマカッサルに近くなったという気分である。ジャカルタからマカッサルまでは飛行機で2時間、スラバヤからマカッサルは1時間。スラバヤにはマカッサル出身者のコミュニティももちろんあり、我が家の近くにもマカッサルの焼き魚屋がある。

でも、マカッサルで最も舌に馴染んでいたのは、やはり麺である。スラバヤの麺は美味しいにしても、やはりマカッサルの麺を食べたい、と無性に思うことがある。そんなときのために、スラバヤでマカッサルの麺が食べられる店を知っておきたい。

ということで、4月27日に、友人が連れて行ってくれた店が Depot Hongkong である。

まずは、揚げ焼きそば。マカッサルでは Mie Kering、またはMie Goreng Kantonと呼ぶが、この店の呼び名は、Mie Goreng Kwangtong、微妙に違う。Rp. 29,000だった。

マカッサルでいうと、カニで有名なSurya Super Crabの揚げ焼きそばによく似ている。カリカリの揚げ細麺の上に豚肉入りのあんかけが乗っている。細麺のパリッとした感触が何ともいえず心地よい。でも、マカッサルでは必ずレモンをかけ、サンバル・クニンと一緒に食べるのだが、ここにはそのどちらもないので、マカッサルの味に慣れた身としては若干物足りない感じがしないでもない。

これだけでもそれなりに満足なのだが、やはり、マカッサルの麺といえば、ワンタン麺(Mie Pangsit)を頼まずにはいられない。ここでは、Pangsit Mie Ujung Pandang Biasaを頼んだ。やはり名前が微妙に異なる。Rp. 24,000、けっこう高い。

ちなみに、Ujung Pandangとはマカッサル(Makassar)の旧名である(というか、もともとマカッサルという名の都市だったのを1971年にウジュンパンダンに改名し、1999年にマカッサルへ戻したのである)。

ゆで鶏、叉焼(豚)、青ネギの乗った太めのシコシコゆで麺の下に、茹でたワンタンが2個隠れている。これに別添のスープを適宜かけて食べる。

マカッサルのMie Pangsitを食べるときの重要なコツは、ゴマ油をかけて食べることである。ゴマ油はスープに入れても、麺にかけてからスープを加えても、どちらでもよい。これをすると、風味が一層増して、スープにコクが出る。

麺のゆで加減はさすがスラバヤ、という絶妙の加減。しかし、ワンタンが茹でワンタン2個だけというのはちょっと物足りない。マカッサルだと、さらに揚げワンタン1個が乗り、さらに豚の内臓が少し乗るのである。

これもまた、サンバル・クニンがないのが淋しい。といっても、これをそういうものだと思って食べれば、もちろん、それなりに美味しいのではあるが。なお、ワンタン麺には、レモンをかけることは、マカッサルのおいても、ない。

この店のHongkongという名前がちょっとひっかかった。というのは、マカッサルには、かつて行きつけだった中華料理レストランにHongkongというのがあったからである。その店で、私たち家族は、ナマコやカエルなどに目覚めて、病みつきになってしまったのである。

店番の女性に尋ねると、予想通り、「知らない」との答え。でも、この店を経営しているのはマカッサル出身の華人とのことだった。何か関係があるかもしれない。その調査は次回に。

Depot Hongkong
Jl. Kedungdoro B-36-46, Blok B 31, Surabaya
Tel: 031-5315529

支店が以下にもある。
– Jl. Waspada No. 74, Surabaya
– Jl. Karet No. 73, Surabaya
– Jl. Manyar Kertoarjo (Resto Park), Surabaya
– Pasar Atom前のCarrefur ITC内、Surabaya
– Jl. Sungai Ampal Blok AB 4 No. 27, Balikpapan

国内唯一の産業廃棄物向け最終処分場(訂正済)

ジャカルタ出張中の5月8日、午後から日経BPのシンポジウムに出席する前に、西ジャワ州ボゴール県チルンシにあるPT. Prasadha Pamunah Limbah Industri (PPLI) を訪問した。この企業は、日本のDOWAエコシステムの関連会社である。

企業自体は1994年に設立され、元々はアメリカのWMI社の子会社だった。それが2000年にMAEH社にとって代わり、2009年にはそれをDOWAエコシステムが買収し、日系企業となった。

このPPLI社は、産業廃棄物処理を行う企業である。産業廃棄物は、石油ガスなどのプラント現場や工場などから出る金属や化学物質など有害な廃棄物であり、家庭ごみなどの一般廃棄物よりもはるかに危険で有害な物質を含んでいる。このため、特殊な処理を施して無害化して最終処分場に埋めたり、一部は燃料化するなどしている。

インドネシアの都市部では近年、ゴミ問題が深刻な問題となっているが、それは一般廃棄物の問題であり、より有害な産業廃棄物についての関心はまだ大きくないのが現状である。

実際、インドネシアには産業廃棄物処理施設が何ヵ所あるのか。焼却や(廃油等の)再利用施設ほか、中間処理施設は複数存在するそうだが、最終処分場は、このPPLI社1ヵ所なのである。

ちなみに、日本での産業廃棄物処理施設は、中間処理施設が1万9417ヵ所、最終処分施設が2047ヵ所あるとされる(こちらを参照)。

PPLI社には、処理される物質の有害度に応じて2種類の最終処分場がある。さらに、ブカシのMM2100工業団地、スラバヤ、ラモンガン、バタムに産業廃棄物を収集する中継基地を設け、このPPLI社の最終処分施設へ産業廃棄物を搬送する専門のトラック部隊を持っている。

顧客のほとんどは、日系企業を含む外資系企業で、インドネシアの地場企業は少ない。有害物質を扱う企業は自社内で産業廃棄物処理をしている。しかし、少なからぬ企業が産業廃棄物として区別することなく、一般廃棄物として処理している可能性が高い。知らぬ間に、有害な産業廃棄物が一般ごみに交じって処理されている可能性が高いということである。

その背景には、PPLI社での廃棄物処理費用が相当に高いこととともに、産業廃棄物の有害性に対する企業や市民の認識がまだ高くないという事情もある。これは筆者の予感であるが、インドネシア各地で、実は産業廃棄物のまずい処理によって健康被害を被り、身体に異常をきたしている人々は少なからずいるはずだろう。しかし、彼らの多くはそうした知識もなく、それが普通の状態だと思っている可能性がある。そのため、いわゆる公害問題として表面化してこない。

環境問題を取り上げるNGOや市民団体は存在する。しかし、その多くは、科学的な調査に基づくデータ準備力が弱く、それが公害問題であることを立証できていない。一部には、住民をネタにして、政府に圧力をかけたり、個人的な政治的利害の材料に使ったりする場合もあり得る。

グローバル化の中で、企業はコスト競争力の強化を求められ、コスト削減を至上命題としている。市民の安全性への関心が低いことに助けられて、本来考えるべき産業廃棄物処理コストが無視される状態をいつまで続けることができるだろうか。そこにこそ、実は政府の役割があるはずなのだが、インドネシア政府は、民間顔負けの短期的な費用対効果重視の姿勢を見せ、民間にできないことを政府でという姿勢が薄い。それは、インフラ整備を民間資金に頼ろうとする姿勢にもつながる。

インドネシアが産業化していく中で、産業廃棄物処理の問題は益々重要性を持ってくる。社会が豊かになるコストを、関係ステークホルダーが適切に分かち合える方向性を明確にすることが求められてくる。

【スラバヤ】東ジャワ料理各種 @ Handayani

スラバヤにお客さんをお招きして接待する際に、「地元の料理を食べてみたい」といわれたら、この店にお連れするのがよいだろう。東ジャワ料理と銘打ち、代表的な地元料理を存分に味わうことができる。

5月5日に友人2人と昼食を食べた。その際に注文したメニューは以下の通り。

Sate Sum-Sum: Rp. 30,000
(骨の中の髄のサテ)
 Rujak Cingur: Rp. 22,500
(牛の口や鼻の肉を入れた辛めのフルーツサラダ)
 Cah Buncis Teri Medan: Rp. 18,000
(メダンの小魚入りインゲン豆の炒め物)
Udang Sambal Goreng Pete: Rp. 37,500
(プテ豆入りエビのサンバル炒め、ウズラ卵入り)
Lele Sambal Penyet: Rp. 35,000
(ナマズの唐揚げサンバルあえ)

これらに白いご飯、というのが今回のメニュー。もし、スープを取るならば、Sop Buntut(オックステール・スープ)がお薦めである。

お好みに応じて辛さの加減を注文することもできる。たとえば、Rujak Cingurを注文する際に、「普通」はトウガラシ2個なので、辛くしたくなければトウガラシ抜き、あるいはトウガラシ1個、という形で注文できる。

店内は広く、生演奏もあり、貸し切りでパーティーや結婚披露宴などにも利用できる。また、個室もあり、今回行ったときには、ちょうど個室でセミナーか何かを行っていた。

この店は、スラバヤが本店らしく、スラバヤ市内に2店、シドアルジョに1店、ジャカルタにも1店支店がある。ジャカルタ支店は、Jl. Matraman Rayaにある。

昔、ジャカルタ支店でKambing Gering(ヤギの丸焼き)をよく食べたが、今もまだあるのだろうか。スラバヤではお目にかからないのだが。

Handayani Restaurant
Jl. Kertajaya 42, Surabaya
Tel: +62-31-5014900
Fax: +62-31-5028502

【スラバヤ】カニ炒飯 @ Depot Restu

4月30日夜、我が家の近くの、一見何の変哲もない中華小食堂で食べたカニ炒飯(Nasi Goreng Kepiting, Rp. 25,000)。これが予想に反して美味しかった。

若干味を濃くした中華風の揚州炒飯のうえにふわふわのカニと玉子がのっている。いつもは赤いサンバルで食べるのだが、これはそのままいける感じの味の濃さである。また、ご飯がちょっとねちっとしていて、何ともいえぬ噛み心地である。

そういえば、最近のインドネシアのナシゴレンは、パラパラしているものよりも、やや粘り気のあるものが多くなってきたような気がする。

タイやシンガポールの炒飯は長粒米のためにパラパラしているが、インドネシアのはやや短粒米で、日本米に近い。いや、最近はうまい米を求める動きが強く、日本米の食感にかなり近いローカル品種も現れている。

我が家の近くにある中華小食堂、今まで行ったところはどこも実力派だった。

Depot “Restu”
Jl. Mayjend Sungkono 243 D, Surabaya
Tel. 031-5624108

貧乏人は政治家になれない?

政治にはカネがかかる。政治家になるにもカネがかかる。これは、日本でもインドネシアでもある意味、同じかもしれない。民主主義を標榜し、国民主権を掲げ、政治家は国民の代表なのだが、誰もが国民の代表になれるわけではない。

「貧乏人は政治家になれない」というのが現実である。

インドネシア闘争民主党(PDIP)幹部のPramono Anung国会議員の博士論文からの引用という数字が先週の『TEMPO』に載っていた。曰く、以下の人々が議員候補になるために必要な金額はおおよそ以下の通りである。

・アーティスト、スポーツマン、宗教家:2.5〜8億ルピア
・活動家・政党活動家:6〜14億ルピア
・官僚・ 退役軍・警察高官:10〜20億ルピア
・実業家・プロフェッショナル:15〜60億ルピア

100ルピア=1日本円とすれば、最低でも2500万円の資金を用意しないと、議員候補にはなれないということになる。この額は、日本の衆議院議員選挙に出る場合に用意する費用とほぼ同じ額になるようである。

そんな大金をインドネシアのフツーの人が用意できるものだろうか。いろいろ話を聞くが、家や土地や不動産や財産を売却し、親類・縁者から借金をして、苦労して、それでも資金が足りなくて、といった話を聞く。

だから、いったん選挙に出て、勝てば、その借金や費用の回収にどうしても励まざるを得ない。汚職への強い誘因にもなる。 そして負ければ、すべてを失い、貧困生活に陥る場合さえある。

政党は、資金調達のために、できるだけ金持ちの大企業家を取り込みたいのである。資金力が選挙での勝敗の鍵を握るのは明らかである。

それにしても、日本円で数千万円の住宅を購入するために住宅ローンを組み、勤勉に働きながらせっせと返済しているサラリーマンや、急上昇したとはいえ、1ヵ月2万円前後の最低賃金で家族を養っている人々から見れば、選挙に出て議員になるために積まれる大金は、全く別世界のものであろう。

ここに挙げられた政治家になるために必要な資金額が本当ならば、普通に真面目にコツコツ働いてお金を貯めて政治家になる、ということはもはや現実的に困難である。普通の国民が政治家の世界を別世界と感じ、きらびやかなセレブリティの世界と同一視し、政治家に対する期待も関心も失う理由となるだろう。

余談だが、官僚や軍人・警察官になるためには、試験の成績だけでなく、いくらカネを払えるかが暗黙の条件になっており、採用されるためには、ここでも大金を払わなければならない。そのために、田畑や家や家畜や財産を売り払って資金を作っている人々が相当数いるのである。

貧乏人が政治家になれない国、それでも民主国家、共和国、である。

【スラバヤ】海南鶏飯 @ Rumah Makan “Hay Nan”

5月4日昼、スラバヤで美味しいという話の海南鶏飯屋へ行った。英雄の像(Tugu Pahlawan)の近く、ということで、Jl. Pahlawanへ。

一方通行の通りの右側に2軒あり、1軒目がまだ閉まっていたので、2軒目に入る。

昼間から華人系のオヤジたちがビールや黒ビールをガンガンに飲みながら、ガヤガヤ楽しそうに話をしている。この後、魚やら肉やら、どんどんごちそうが彼らの席へ運ばれていった。

お目当ての海南鶏飯はこちら。

特徴このゆで鶏のゆで加減が絶妙で、鶏皮がプリプリし、肉はパサパサしておらず、やや固めである。スープはネギのみのチキンスープで、大根などは入っていない。

今回は、海南鶏飯(Nasi Ayam Hainan)が Rp. 32,000、パパイヤジュース(Juice Papaya)が Rp. 15,000、だった。

Rumah Makan “Hay Nan”
Jl. Pahlawan 73, Surabaya
Tel. 031-5341224, 5349640

Jl. Mayjend Sungkono Darmo Park II に支店がある(Tel. 031-5685143)。

<余談>

前日の5月3日は、ジャカルタで海南鶏飯を食べた。シンガポールのマンダリン・オーチャードにあるChatter Boxの支店がPlaza Senayanの紀伊國屋の隣にある。

さすがに、シンガポールでも有名な海南鶏飯である(Hainan Chicken Rice Rp. 48,000)。

ジャカルタではほかに、セントラルパークにChatter Boxの支店がある。

ジャカルタで5月2日のワークショップを終えて

5月1日夜からジャカルタに来ている。

5月2日の日系企業で働くインドネシア人スタッフを対象としたワークショップを何とか終了した。ほぼ予定通りに終わったとはいえ、主催側としては、ワークショップの進め方や手法について、まだまだ修正すべき点が多いことを痛感した。参加者アンケートの文面もきちんと読んで、しっかり反省したいと思う。

同時に、今回、参加者には、日本人とインドネシア人とのコミュニケーションをよりよくしていくために、日本人に対して求めるものと同時に、自分たちインドネシア人がどうしていく必要があるかについても議論し、書面に書いてもらった。まだ読み終わっていないが、その内容についても、いずれ、皆さんに日本語で公表したいと考えている。

昨日は、ワークショップの後、インドネシアの民間コンサルタント会社と、夜6時から別件での打ち合わせがあり、終わったのが夜8時過ぎ、さすがにどっと疲れてしまった。

今朝は5時半起きして、スラバヤに関する短い締切連載原稿を1本仕上げた。今夜の便でスラバヤへ戻る前に、また別の連載原稿の打ち合わせを関係者と行う予定である。こうした連載原稿やこのブログを通じて、スラバヤやいくつものインドネシアがもっと伝えられるように努めていきたいと思う。

来週も、5月8~9日にジャカルタへ出張する予定である。

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