ガジャマダ大学で特別講義、学生面談

毎日午後、大雨の降るジョグジャカルタに来ています。

愛知県立大学とガジャマダ大学との共同プログラムの一環で、11月22〜24日、ガジャマダ大学で特別講義と学生面談を行いました。

11月22日は、午前中、約30名の学生を相手に、「日本経済の変容、日本企業におけるキャリアの傾向と人材育成」と題して、講義を行いました。学生たちは、いまだに高度経済成長の頃の日本のイメージを強く持っていたようで、低成長時代の日本経済とそれに伴う企業の人材育成戦略の変化について、興味深く聴いてくれました。

11月23日と24日は、インドネシアの日系企業へインターンする予定の計9名の学生との面談を行いました。一人当たり1時間の面談でしたので、けっこうじっくりと話し合うことができました。学生時代どんなことをしてきたか、日本や日本企業に対してどんなイメージを持っているか、これからどんなキャリア・パスを描いていきたいか、などを色々と話してくれました。自分の考えをそれなりにしっかりと持っている学生達でした。

というわけで、無事にガジャマダ大学での用務を果たすことができました。彼らは1月頃から日系企業でインターンとして関わりますが、その経験が彼らの今後の人生にとって有意義なものとなることを願っています。

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ガジャマダ大学の学生たちとバソ(肉団子)スープのランチ。大学構内のカンティンにて。

 

ガジャマダ大学生の採用に興味のある方は?

先月、ジョグジャカルタで面接した国立ガジャマダ大学生20名は、かつて日本語を勉強したことはあったが、大学ではそれぞれの専門分野で学んだ学生である。短期集中型で日本語の再教育を行い、ある程度、日本語を使えるレベルになっている。

彼らの内訳は、以下の通り。

・男1(21歳)、工学部、物理工学
・男2(22歳)、政治社会学部、行政管理学
・男3(22歳)、工学部、電子・情報工学
・男4(21歳)、工学部、原子力工学
・男5(20歳)、数理学部、コンピューター・電子学
・男6(23歳)、政治社会学部、コミュニケーション学
・男7(21歳)、政治社会学部、公共経営・政策学
・男8(21歳)、政治社会学部、社会開発・厚生学
・男9(20歳)、 政治社会学部、国際関係学
・男10(21歳)、経済経営学部、経営学
・男11(19歳)、数理学部、コンピューター・電子学
・男12(21歳)、工学部、原子力工学
・男13(20歳)、経済経営学部、会計学

・女1(22歳)、政治社会学部、国際関係学
・女2(20歳)、政治社会学部、コミュニケーション学
・女3(22歳)、政治社会学部、コミュニケーション学
・女4(22歳)、政治社会学部、国際関係学
・女5(21歳)、経済経営学部、会計学
・女6(22歳)、数理学部、コンピューター・電子学
・女7(20歳)、数理学部、コンピューター・電子学

国立ガジャマダ大学といえば、インドネシアでは有数の有名大学。今回会った学生たちも成績優秀で、しかも、皆、日本が大好きである。なかには、日本への思いを熱く語ってくれた学生も少なくなかった。基本的に英語ができ、日本語も自分たちで自主的に勉強しているような学生たちである。

就職までにはまだ時間があるが、すでに、日本を含む外資系企業から声がかかり始めている。もちろん、学生の常として、給料の高い、安定した仕事を臨んでいる。

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もし、このブログの読者のなかで、、実際に彼らとコンタクトしてみたい方がいれば、直接、メールにて私(matsui01@gmail.com)までご連絡ください。状況に応じて、こちらから彼らの履歴書をお送りいたします。