スカルノハッタ空港でプライオリティパス

8月5日、心配していたロンボク島のリンジャニ山噴火もなく、ロンボクからジャカルタに到着。利用したのはバティック・エアでしたが、定刻の15分前にロンボク空港を出発するという、遅延がフツーのライオン・エア系列としては珍しいことでした。

ジャカルタ・スカルノハッタ空港に着いたのが午後3時、ジャカルタから東京へ向かう夜便まで6時間の待ち時間があります。でも、わざわざ渋滞を体験しながらジャカルタ市内まで行く用事もないので、空港で時間つぶしをすることにしました。

バティック・エアの着いた第1ターミナルCからは、無料のシャトルバスで、東京行き国際線の出る第2ターミナルDへ移動。このシャトルバス、車高が高く、スーツケースを持って中に入るのがいつも大変になります。今回は、割と軽かったので、あまり負担は感じませんでしたが。

第2ターミナルDに到着。第2ターミナルにあるエアポートホテルは、改修のためずっと閉まっていましたが、つい最近再オープンしたので、そこのレストランで時間つぶしをしようと向かいました。以前、このレストランからよく飛行機の発着の様子を眺めていたものです。

スーツケースをセキュリティチェックに入れて、入ろうとしたら、従業員から「マッサージですか?」と聞かれました。なんか変。それで「レストランに行きたいんだけれど」と答えると、今オープンしているのは、客室とマッサージだけとのこと。レストランは9月以降になる、と言われガックリ。

しかたなく、冷房の効いた出発ロビーの背もたれのないベンチに座り、スーツケースを横にして、その上にビジネスリュックを配置し、その上にパソコンを置いて叩き始めてみました。やっぱり、グラグラして叩きづらいし、だんだん腰は痛くなってくるし。15分で我慢できなくなり、向かいのカフェに入ると、パソコン電源はレジのところにしかない、とそっけない返事。諦めました。

いったん外に出て、BNIエメラルド・ラウンジの前を通り過ぎたとき、もしかしてプライオリティパスが使えるかもしれない、と思い出しました。ダメ元で入口を見ると、プライオリティパスの札がありました。中へ入ると、もちろん使えるとのこと。ただし、3時間まで、という時間制限がありましたが、とりあえず、3時間いられるだけでもありがたいので、使わせてもらいました。本当に助かりました。

こうなると、スカルノハッタ空港のどのラウンジでプライオリティパスが使えるのか、探索したくなります。出国手続の後、歩き回った結果、乗り場Dの端っこにある2つのラウンジでもプライオリティパスが使えることが分かりました。

ちなみに、プライオリティパスのホームページによると、ジャカルタ・スカルノハッタ空港の6カ所で使えるようです。インドネシアの地方空港でも意外に使えるようです。

 ジャカルタ・スカルノハッタ空港でプライオリティパスの使えるラウンジ

 インドネシアの空港でプライオリティパスの使えるラウンジ

今回は、プライオリティパスのおかげで、6時間の空き時間も有効に使うことができました。エアポートホテルのレストランがオープンしても、もう使うことはないことでしょう。ありがたや、ありがたや、でした。

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