急遽日帰りで福島へ、その理由は

今日5月11日は、急遽、東京から福島へ日帰りしました。昨晩、事務所の件でお世話になっているオーナーから電話があり、福島地方法務局に出向いて確かめなければならない用事が出来たためです。

オーナーによると、その電話は「定款が提出されていない」という内容でした。まさか、登記手続を終えて、国税庁から法人番号も通知されて、銀行法人口座の開設を進めるなど、事業開始の準備を進めているのに、その根本たる定款が未提出とは、一体どうなっているのか、最初は見当がつきませんでした。

3つの可能性が考えられました。第1に、電子定款で申請したのに、法務局が「紙の定款がない」と勘違いした可能性。第2に、電子定款で申請した際のCD-Rに私がファイルをきちんと焼き付けていなかったのでファイルが見当たらないという可能性。第3に、これは大変失礼なのですが、オーナーが何か聞き間違えた可能性。

そこで、昨晩は、もう一度きちんとCD-Rに焼き付けるとともに、それをプリントアウトした「紙の定款」を用意しました。CD-Rに焼き付けたファイルをMacでもWindowsでも読めることを確認しました。

それらを持参して、今朝、東京の自宅を出発。山手線に乗ったら、「新橋駅と浜松町駅の間で人が線路に立ち入った」という理由で電車が15分以上動かず、予定よりも30分以上遅い新幹線で福島へ向かいました。

東京は夏のような暑さになったということですが、今日の福島は最高気温が20度に届かず、小雨もぱらつく肌寒い1日でした。

福島地方法務局へ直行し、事情を説明しました。係員は当社の登記関連資料を精査し、「電子定款できちんと申請され受理されており、登記上の不備は全くなく、そのような状況で法務局から電話をすることはありえない」と答えました。焼き付け直したCD-Rも「紙の定款」も全く不要でした。狐につままれたような気分になりましたが、登記上の問題が何もないことを確認できてホッとしました。

もしかして、法務局の方が勘違いしたのかもしれません。それならいいのですが、仮に、誰かが法務局を名乗って何かを企てようとしたのなら、ちょっと怖いです。真相は藪の中となりました。

今回の日帰りは、この法務局での確認が主目的だったのですが、それ以外に、オーナーに預かってもらっていた、国税庁からの法人番号通知書や、T銀行の法人口座キャッシュカードや法人インターネットバンキングの開始手続案内などを受け取ることも目的の一つでした。

それらを受け取って、T銀行のインターネットバンキング開始手続をしました。まず、個人口座のインターネットバンキングの開始手続はすぐに終わりました。

面倒だったのは、法人口座のインターネットバンキングの開始手続です。どうしても分からないので、電話をかけてやり方を聞きました。この電話での担当者(女性)の説明が懇切丁寧でわかりやすく、ずっと順を追ってやり方をガイドしてくれました。途中、私のMacBookでは使えない機能などがあり、最初から戻って根気よく手続きをし直す際にも、ずっとお付き合いいただけました。

正直言って、地方銀行ということで、T銀行を都市銀行ほどサービスはよくないと勝手に思っていたのですが、この法人口座のインターネットバンキングのガイダンスはとても素晴らしいものでした。おかげで、何とか法人口座でもインターネットバンキングが使えるようになりました。

さらに、嬉しいラッキーは、3月末にスラバヤ中央郵便局から船便で送った荷物が今日届いたことでした。ただし、5箱送ったうちの3箱だけでした。税関検査などがあるので6月末ぐらいに届くかと思ったのが、1カ月半かからずに届きました。後は、残りの2箱が届くのを祈るのみです。

そして、今日のランチは、前々から行きたいと思っていた福島駅東口のサイトウ洋食店にいくことができました。これまで3度試みましたが、定休日だったり、貸切だったりで、行けてなかったのです。今日は11時半に一番乗りで店内へ入り、牛タンのカレーライスセットをいただきました。新鮮な地元野菜をふんだんに使っていて、なかなか美味しいカレーでした。この店には、これからもよく来るような予感がします。

というわけで、急な日帰りの割には、満足できるものもいろいろあって、新幹線代はかかったけれども、まあ、良かったのかな、という感じです。

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