松井グローカルでお引き受けする仕事

30年以上のインドネシアとのお付き合い、中央・州・県・市政府、大学、NGO、商工会議所、民間企業、農民グループなどと築いてきたネットワークを活用して、次のような仕事をオーダーメイドにてお引き受けいたします。


・インドネシアの一般事情、政治経済社会・地方の現状分析に関する講演・講義・ブリーフィング

・インドネシアと関わる企業、団体、地方公共団体などへのコンサルティング(顧問・アドバイザー契約も可能です)

・インドネシアへの赴任前・赴任中・赴任後研修(インドネシア事情、インドネシア人と日本人とのコミュニケーション、生活・文化面での留意点など。日系企業のインドネシア人従業員向け・日本人幹部向け研修も可)

・元技能実習生・研修生のインドネシア人経営者・経営企業の紹介、彼らとのビジネスマッチング(インドネシア研修生実業家協会[IKAPEKSI]のアドバイザーを務めております)

・大学生・企業・地方公共団体・一般向けのインドネシアへの研修ツアーの企画・運営・実施支援、及び引率(ジャワ島だけでなくインドネシア全国どの地方へも可能)

・インドネシア語→日本語及び日本語→インドネシア語の文書作成・翻訳・通訳。翻訳者・通訳者の紹介

・地域を元気にするためのアイディア提供などの相談や助言、地域づくりワークショップの議事進行

・その他、国内外のローカルとローカルを結びつけることに関係する仕事


なお、日時、期間、活動内容、報酬など具体的な点については、別途、相談させていただきます。メールにて matsui@matsui-glocal.com までお気軽にお問い合わせください(日本語、インドネシア語、英語にて対応可能)

ローカルの味方になる

本日、原稿を1本仕上げて、メール添付で送付した。このところ、エッセイのような短いものを多く書いてきたが、原稿用紙換算で30枚ほどのちょっと長めの原稿だった。

これは、昨年半ばからご一緒させていただいているある研究会向けの原稿である。その研究会は、コミュニティビジネスを通じた日本のローカルと海外のローカルとの連携の可能性を考える、けっこう意欲的な研究会だった。「日本の一村一品運動とコミュニティビジネスの関係について話をしてほしい」と誘われ、議論が面白かったので、そのまま研究会に毎月顔を出し、その勢いで僭越にも原稿まで書いてしまった。

2015-12-01 15.52.15

日本のローカルが直面する問題と海外のローカルが直面する問題とは、基本は同じなのではないか。そんなことを10年以上前から感じ、それが正しいのではないかとますます思えるようになってきた。それをひとことで言えば、アイデンティティ危機と言えるかもしれない。地域が、ローカルが、それ自体の存在意義を感じられなくなり始めているのではないか。東京などの中心から見れば、それぞれの地域は地方とかローカルといった概念でほとんど同じに扱われる。

「地方創生」という言葉が大流行りで、それを念頭に置いたプロジェクトや大学の学部さえも出現している。地方創生を絶好のビジネス機会と考えるコンサルタントも少なくないことだろう。我々は、少し前に、「ふるさと創生」という言葉に振り回されたことを忘れてしまったのかもしれない。あの「ふるさと創生」と「地方創生」とは、いったい何が異なるというのだろうか。東京の官僚は、言葉遊びで相違を示そうとするだろう。しかし、ローカルから何か意味のある違いを表出できているだろうか。

国が「地方創生」などと言わずとも、地方は自らを創り続けてきた。その営みに対する国から地方への敬意がこの言葉のなかにあるのだろうか。

シャッターの降りた商店街。耕作放棄された田畑。子どもの声が聞こえなくなってしまった集落で、先祖代々、どのような暮らしの営みが続いてきたか。それを深く思ったうえで、コミュニティが最期を迎えることに敬意を表する。そんな接し方を私たちはしてきただろうか。

人間は誰もが、自分の生き方や生きざまを、何も知らないよそ者に否定されたくはない。自分の暮らし方を正しいか間違っているかなどで計ってもらいたくない。その人がそこでそのように暮らしたことには、それなりのしっかりした理由があり、誰もがそれを認めてほしいと思うはずである。

今の世の中で急速に失われたのは、そうした他者を認め尊敬する気持ちではないか。他者の暮らしの舞台である地方への敬いではないか。本当は複雑な世の中の現実のはずなのに、勝ち負け、白黒、正誤といった単純な二項対立で、それをインスタントに切り取ることで薄っぺらい(安っぽい)自己満足を得ているだけなのではないか。

2020年に東京オリンピックが開催される。でも、日本は東京からは変わらないだろう。いや、日本は、むしろローカルから変わるのではないか。そんな予感を持ち始めている。

進んだ都市が遅れた地方を助けるのではない。進んだ、遅れた、という価値観や概念自体が変わってくるのではないか。それぞれのローカルが各々の評価軸を持ち、他のローカルを真似して事足れりではない、いくつものローカルを自分で創り出す時代がくるのではないか、という予感である。それは、大都市とローカルを、ローカルとローカルを、国境をも超えて、風のように軽やかに行き来する人々によって創られる新しいダイナミックな空間になるだろう。

一人の人間の価値が一本の定規などで測れないように、それぞれのローカルを杓子定規に計ることの愚かさに、少しずつ皆が気づいている。他者と安易に比べず、自分が良いと思う個性を遠慮なく提示し、それを他者と認め合い、楽しみ合う世界。それは夢なのかもしれないが。

それでも、自分はローカルの味方として生きていきたい。日本でも。インドネシアでも。世界中のどこでも。そんなことを思いながら、いつの間にか1月が終わっていた。

 

ジョグジャカルタの「ローカル」

ジャカルタ出張の後、いったんスラバヤへ戻ってから、1月16〜17日にジョグジャカルタへ出張しました。地場企業のインタビュー1件の予定でしたが、もしかしたら可能かも、と思っていたもう1件の地場企業インタビューも行うことができ、強行軍でしたが、充実した出張でした。

今回、ジョグジャカルタで泊まったのは、Lokal Hotel & Restaurant。知人が泊まったときの写真を見て、泊まってみようと思いました。

名前からわかるように、立地や質感や食事にローカルを意識している様子です。なかなか居心地のいい部屋でした。

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レストランも、長時間いても空きなさそうな居心地の良さです。食べ物ももちろん、地元の食材で作っていて、味も良かったです。

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次回もまた泊まってみようかな、と思える場所でした。

 

Lokal Hotel and Restaurant

– Jl. Jembatan Merah No. 104C, Yogyakarta 55283

– Phone: +62 (0) 274 524334

– URL: www.lokalindonesia.com