日本政策金融公庫バンコク支店との会合
11月13〜16日にバンコクへ行ってきました。14日に日本政策金融公庫バンコク支店で打ち合わせがあり、日本からインドネシアへの中小企業の海外進出について、意見交換を行いました。
インドネシアでも、先の6月に、日本政策金融公庫の融資を受けている日系中小企業の懇話会が結成され、会員がお互いに情報交換を行える体制ができたということです。
それら日系中小企業の多くは二輪車・自動車関連だそうですが、この分野では、これまで何年にもわたって日系組立メーカーの下請を務めてきたインドネシア地場企業も存在し、この両者の共存・共栄関係をいかに構築していくかが、インドネシアにおける裾野産業構造の強化にとって重要であると考えられます。
このため、これら両者がお互いを知り、必要に応じて協力をし合う関係を作ることが大事ではないかと思った次第です。実際、インドネシア地場の自動車部品製造中小企業からは、日系組立メーカーとの面会・対話を求める声も上がっています。
日系と地場が対立関係ではなく、共存・共栄関係を築くという点では、日本政策金融公庫バンコク支店も同じような認識を持っていると感じました。今後、日本政策金融公庫とも連絡を取り合いながら、日系と地場との共存・共栄関係の構築へ向けて動いていける役割を果たせれば、と思っています。