花見客のいない桜の「名所」

東京都心の桜は満開をそろそろ過ぎ、ちらほらと花が一つ二つと散り始めました。

花見といえば、酒を酌み交わし、楽しく過ごすたくさんの人々が満開の桜の下に集っています。花見の名所ともなれば、場所取りの競争も激しく、夜の会のために、朝早くから場所取りをするのが、新入社員の最初の仕事、なんていう話もありました。

花を見に行くのか、人を見に行くのか。そんな風景が花見の名所では見られます。

幸いなことに、私の東京の自宅には、古くからの桜の木があり、自宅で花見ができるのが嬉しいです。ちょっとぜいたくではありますが。

でも、自宅から歩いて数分のところの坂には、それは見事な桜並木があります。しかも、地面に敷物をひいて宴会を楽しんでいる人はいません。通りすがりの数人の人たちが、桜の木を見上げて、盛んに写真を撮っていました。

坂なので、坂の上のほうへ行くと、桜の花がすぐ近く、目の前、手の届くところに咲いています。

遠くから見てもよし、近くから見てもよし。花見客がいないので、ゆっくりのんびり、じっくり桜の花を楽しむことができる場所です。

東京の自宅や自宅近くで桜の花を楽しめるのもあと数日。そのあとには、それはそれは見事な花吹雪をこの坂で見ることができます。

そして、来週は、福島で桜の花を楽しむ予定です。

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