よろしくね、仙台
今日は、私の勝手に師匠Nさんと友人Sさんにお会いするため、福島から仙台へ日帰りで行ってきました。そして、面会の前に、せっかくなので、少し仙台の街中を歩きました。
福島から仙台までは、おおよそ30分おきに高速バスが走っていて、片道1100円、JRの普通運賃と同額ですが、往復だと割引が入って1900円となります。所要時間は1時間余で、JRの普通電車よりもやや短いです。便数の多さと安さで、高速バスのほうがずっと便利に見えます。
往復のチケット(回数券)は上記のような2枚綴りで、福島駅東口の高速バス乗り場で販売しています。
仙台まで福島から往復1900円ならば、福島から仙台へ気軽に買い物に行けますよね。福島市内の商店街が廃れていく原因の一つのように思えます。
実は山形に行った時、宮城県出身の大学生は山形市内に下宿せず、毎日、高速バスで通うのだと聞きました。地理的に遠い福島県出身の大学生は山形市内に下宿するのですが。
今日の仙台は、街中のあちこちでイベントが行われていました。
一番町アーケードでは、みやぎ総文2017と南東北総体2017という、高校生の全国イベント開催100日前のイベントが行われていました。仙台二華高校(宮城二女高の後継、今は男女共学・中高一貫らしい)の合唱は、とっても楽しそうでした。
アーケードでは、高校生が道行く人に「創造の短冊」への記入を勧めていました。七夕のときに短冊を飾るのだそうです。
定禅寺通りの中央分離帯通路では、東北コーヒーフェスティバルと題して、様々なコーヒースタンドが自慢のコーヒーを通行客に振舞っていました。
勾当台公園では、東北ワインフェスというのをやっていました。
錦町公園では、アースデイの催し物が行われていました。
仙台市内の桜(ソメイヨシノ)はもう終わっていて、花の小さい八重桜が少し咲いていました。
街を歩いていても、あまり人とは会わなかったのですが、一番町などのアーケードと定禅寺通り中央分離帯通路は結構すごい人出で、そのコントラストを強く感じました。とくに、アーケードではたくさんの若者たちが歩いていたのには驚きました。
晴れてはいるものの、風の冷たい一日でしたが、楽しく歩き回ることができました。明らかに、ちょっと垢抜けた雰囲気があり、趣向を凝らしたカフェなどがいろいろ見られました。きっと、福島市から遊びに来ると、仙台の街を新鮮に感じるだろうなと思いました。
東北における仙台の役割、仙台と山形や福島の関係、仙台に集まる若者たちのエネルギーをどう活用するか、など、勝手に色々なことを考えていきそうな気配です。
でも、個人的には、もうちょっと仙台にも馴染みたいと思いました。近々、きっとまた来ることでしょう。よろしくね、仙台。