バングラデシュ事業構想プログラムツアーに参加
2019年5月5~9日、サンパワー株式会社とグラミン・グループが共同主催する「バングラデシュ事業構想プログラムツアー」に参加し、初めてバングラデシュを訪問しました。
このツアーは、日本の中小企業が海外でソーシャル・ビジネスを始めるためのきっかけづくりを目的とするツアーです。主催者のサンパワー株式会社は、マイクロクレジット事業で世界的に有名なグラミン銀行などを含むグラミン・グループとともに、バングラデシュにて、中古タイヤのリサイクルや自動車修理などの事業をソーシャル・ビジネスとして行っています。
弊社にとって、本ツアーに参加することで、ソーシャルビジネスを進めるグラミン・グループ傘下の数々の事業体やその活動現場を短期間内に訪問することができ、今後の弊社の方向性も含め、ソーシャルビジネスについて改めて実践的に考える貴重な機会となりました。
人口2億人に迫るバングラデシュだからこそ、ソーシャルビジネスが成立するという面もある一方、その手法やエッセンスは、実は今の日本にも適合するのではないか、という思いを逆に強く持つこととなりました。
併せて、ソーシャルビジネスにおけるコミュニティの役割についても、改めて考え直す契機ともなりました。日本、インドネシア、その他でコミュニティビジネスへの支援を考えるとき、その思いとともに、ビジネスとして成立させることを冷徹に極めなければならないことも学びました。
そして、大変幸運なことに、グラミン銀行の創設者であるモハマド・ユヌス博士と、短時間ではありましたが、次化にお会いする機会にも恵まれました。ユヌス博士が語る現場からの発想の重要性や夢や未来への限りない確信は、これからの我々にとって忘れてはならないものであると切に思いました。
このような機会を創っていただいたサンパワー株式会社とグラミン・グループに対して、改めて深く感謝申し上げたいと思います。そして可能であれば、今後とも、引き続きお付き合いいただきたいと願っております。