【情報提供】雇用創出法(オムニバス法)案は4種類ではなく5種類(改訂)
2020年10月5日にインドネシア国会で可決された雇用創出法(オムニバス法)ですが、巷には4つの種類の案が出ています。国会可決後にも変更されています。法律制定プロセスに重大な問題があると思われますが、具体的にどこがどのように変更されたのでしょうか。
当方もまだ精読できていないのですが、一例を挙げると、地方税・地方利用者負担金に関する法律2009年第28号の変更に関する第114条で、10月11日版で一旦省かれた第VI-A章が、10月12日版では再び付加されています。
以下から、これら4案をダウンロードできますので、ご利用ください。なお、使用言語はインドネシア語です。
- 2020年2月12日版(1028ページ)・・・国会へ提出されたもの
- 2020年10月5日版(905ページ)・・・国会可決時のもの
- 2020年10月11日版(1035ページ)
- 2020年10月12日版(812ページ)・・・大統領へ渡された最終版とされるもの
- 2020年10月23日入手最終版(1187ページ)
- 2020年11月2日発効 法律2020年第11号(1187ページ)
*雇用創出法は実は5種類の内容があることが分かりました。10月23日版を追加しました。(2020年11月2日改訂)
*雇用創出法が11月2日に法制化され、発効しました。上記サイトよりダウンロード可能ですが、ファイルがかなり重く、またアクセスの集中もあり得ますので、ご注意ください。細かく確認できていませんが、ざっと見たところ、内容は2020年10月23日版と同じと思われます。(2020年11月4日改訂)
雇用創出法(オムニバス法)の内容に関するご相談、講演依頼等がありましたら、matsui@matsui-glocal.com までご連絡ください。