【ぐろーかる日記】今年の酉の市はいつもと全然違った

2020年11月2日、天気のよかった土日にこもって作業していた資料作成が終わったので、妻と一緒に巣鴨の大鳥神社へ行きました。今日は酉の市の一の酉。毎年、妻と一緒に出かけるのですが、今年の酉の市は、いつもとは全然違うものでした。

酉の市には、前年に購入した、縁起物の熊手を持って大鳥神社へお詣りし、古い熊手を放して、向こう一年の商売繁盛と家内安全を願って、新しい熊手を購入します。今回も、自宅用と会社用の熊手を一つずつ購入しました。下の写真は、会社用に購入した、おかめ付きの小さな熊手です。

巣鴨駅から大鳥神社へ。いつもならば、神社前の通りにずらっと並ぶ露店が全く出ていません。

大鳥神社の入口。いつもなら、訪問客でいっぱいですが、今日は数人のみ。入口で消毒液を手にかけてもらった後、並ばずに、直接、お社の前まで進みました。足元には、間隔をあけるための線が引かれていました。

お社から門のほうを振り返っても、人はいません。

考えてみれば、熊手を毎年購入するのはいつものなじみ客で、なじみ客には熊手を直接送っているのでしょうね。なじみ客でなく、ふらっと訪れて熊手を求める人は少ないはずです。ただ、たくさんの熊手の前で、熊手を購入したなじみ客に拍手や掛け声がかかる、いつもの光景が見られないのは、なんだか不思議な感じがします。

お詣りした後、甘酒などを出す休憩所はもちろん設けられておらず、トイレも使用禁止でした。お詣りしたら、すぐに帰るほかはありません。
露店は出ません、との掲示もありました。
我々の酉の市のお楽しみの一つは、大鳥神社前の通りの小さなパン屋さんが出すケーキ・ドーナッツ。揚げたてを買って、大鳥神社近くの公園でアツアツのを食べてから自宅へ帰る、というのが定番でした。今年は、14日の二の酉に予約客に対してセサミ・ドーナッツは出すようですが、ケーキ・ドーナッツを出す予定はないようです。残念。
もう一つのお楽しみは、そのパン屋の斜め前にある肉屋のメンチカツとコロッケ。手持ち無沙汰な店のご夫婦にお願いして、買って帰りました。

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