28年ぶりのバダ谷、の話を書いた
予定発行日よりも3日遅れで、ウェブ情報マガジン「よりどりインドネシア」第57号を発行した。
昨日書いた、疲労困憊のなかで発行したので、久々にボロボロ状態での発行になってしまった。とにかく、眼がショボショボ、まぶたが重い、眠くてしょうがない。
そんななか、書いてみたのは、「28年ぶりのバダ谷へ樹皮紙・樹皮布を見に行く」というエッセイ。1991年8月に行って以来のスラウェシ島中央部、中スラウェシ州の山の中のバダ谷は、もうすっかり変わっていて、桃源郷のようだったバダ谷はどこへ行ってしまったのか、という感じでもあった。
それでも、世界的にみてもとても貴重な樹皮紙・樹皮布の現況を見に行けたのは、とてもラッキーだった。誘ってくださった坂本勇氏には本当に何度感謝申し上げてもきりがないぐらいの気持ちである。
世界的にも珍しい木の皮から紙や布を作る技術、バダ谷では3,000年前から連綿と今に至るまで続いている。世界には他でもあるのだが、途中で途絶え、博物館で見られるようなものになってしまっている。
樹皮紙・樹皮布とはどんなもので、どうやって作られ、何に使われているのか。それを見聞して書いてみた。
そして、なんと、樹皮紙・樹皮布の原料となる木は、世界中の数々の木のなかでなぜか同じ木なのだ。一体、それはなぜなのだろうか。
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