京都の路地裏の町家カフェ

少し前ですが、9月11日、京都で少し時間が空いたので、どこかで一人、しばしゆっくりお茶をしようと思い、町家カフェを探して、見つけたのが「卯晴(うはる)」です。

場所は晴明神社近く、堀川通から西へ少し入ったところで、大宮通からすぐの、ちょっと奥まったところにありました。

基本的には紅茶専門店。たくさんの種類の紅茶を扱っていて、店内で飲むだけでなく、紅茶のみを購入することもできます。

入ると、まず靴を脱いであがります。レジカウンターがあり、その周辺には椅子席と本や雑貨が色々と並んでいます。

階段を上って2階へ行くと、床に座る形式の席が用意されています。エアコンはなし。数台の扇風機が床に置かれ、風を送ってくれます。

誰もいない空間で、しばしくつろぎました。小さい本棚には、もともとのこの町家の持ち主の蔵書らしき本が置かれ、客は自由に手にとって読んで構わないとのことです。

アフタヌーン・ティーセットを注文。好きな紅茶を選べるセットです。私は、自分の定番であるアールグレイのアイスを頼みました。

このセットは大当たりでした。7種類のお菓子がガラスの器に盛られ、一つ一つが珠玉のように美味しいものでした。これで1080円というのは、店の雰囲気も含めて、とてもお得な気分になりました。

京都には、こんな素敵な店が色々とあるのでしょうね。この店からすぐ出た大宮通は、リノベされた素敵な町家がいくつもある、歩いていて飽きない通りでした。

私の、京都でのお気に入りカフェ第1号に認定!