よりどりインドネシア第74号(2020年7月22日発行)
●感染対策から経済回復へ舵を切ったジョコ・ウィドド政権(松井和久)
政府は7月20日、感染対策と経済回復の両立を図る新たな委員会を立ち上げ、従来の対策チームを解散しました。しかしその狙いは感染対策から経済回復へ重点を移すことでした。松井がその背景を探ります。
●ウォノソボライフ(31):シオンタバコは絶滅するか?(神道有子)
神道さんの連載は、普通のタバコとは一味違うローカルの「シオンタバコ」の話です。その歴史をたどりながら、シオンタバコとウォノソボとの意外な関係やどう生き残っていくのかを語ってくれます。
●ジャワの羽衣伝説 – “Babad Tanah Jawi”より–(その2)(太田りべか)
太田さんのジャワの羽衣伝説、今回は異説の紹介です。異説をめぐる奇妙で意外な話や、ジャワとスンダとの王族関係などに思いを馳せます。ジャワの神話の世界が身近に感じられます。
●いんどねしあ風土記(20):ヌサンタラ・コーヒー物語(後編)~コーヒー文化紀行~(横山裕一)
横山さんのコーヒー紀行は3回目。フローレスの占いコーヒー、映画「コーヒーの哲学」のカフェ、北スマトラの極上コーヒー、注目すべきワインコーヒーなど盛り沢山です。