フィリピン中部台風(台風30号)の被害は、現場の様子が伝えられるにつれて、さらにひどい惨状が現れ始めている。次のサイトには、生々しい状況が映し出されている。
Typhoon Hayan in Pictures
すでに、国際社会は救援活動へ動き始めている。以下のサイト(英文)では、救援活動を行っている国際機関・団体へのコンタクトができるようになっている。
How to Help Typhoon Haiyan Survivors
日本の救援団体やNGO/NPOも救援活動を開始しているが、初動にはかなりの資金を必要とするため、募金を募っている。これまでに、私がFACEBOOKでシェアしたのは、以下の団体である。
認定NPO法人アジア日本相互交流センター(アイキャン)
公益社団法人シビックフォース
認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム
アチェ大津波のとき。東日本大震災のとき。世界中が「何かしなければ」「助けなければ」「力にならなければ」と思ったと思う。「助けてくれた。今度は自分が」「助けてあげようと思った。でも実は自分のほうが助けられたような気がする」。そんな関係が生まれ、互いに学び、そして、いろんな新しい動きが起こったと思う。
アチェ大津波のとき、東日本大震災のとき、フィリピンの人たちがどんなに思ってくれていたことか。その思いを返し、返される関係を作っていけるのではないか。そんなことを思いながら、自分にできる範囲で、フィリピンの人々のことを思っていきたい。
アチェの人も、東北や福島の人も、フィリピンの人々のことを思える関係でありたい。
でも、自分の周りのインドネシアの人々は、とくにフィリピンの台風被害について、興味や関心を示していないように見える。それが普通、といってしまえばそれまでなのかもしれないが。
あまり報道はされていないが、ソマリア北東部のプントランドでも、サイクロンで相当な被害が出ている様子だ。
Another Tropical Cyclone Develops
Somalis ‘killed in Puntland’ during Tropical Cyclone