福島県のリスクマネジメント研修ツアーに参加(2019.12.3-12.4)

2019年12月3〜4日、福島イノベーション・コースト構想推進機構主催の「リスクマネジメント研修コース」のツアーに参加しました。

今回のツアーの最大の関心は、福島第2原子力発電所の見学でした。福島第2は今後約40年かけて廃炉とすることが決定しており、現在は稼働していません。今回は、原子炉建屋の中に入り、原子炉格納容器の真下まで行くことができました。建屋内では、放射線による身体への汚染を防ぐため、複雑で厳しい規則に従うことが求められ、何度も防護服や手袋などを取り替えたり重ね着したりしました。線量計を持って中に入りましたが、終了後の測定では線量計の値は0.000でした。

そして、福島第1原発で起こったのと同じような事故が福島第2原発でも起こる寸前だったこと、しかし福島第2原発では結果的に事故を防ぐことができたのはなぜか、を学びました。それは、200人余の現場職員が自ら率先して外部電源確保のために動き、800メートルの長さのケーブルを人海戦術で接続、外部電源を確保するという作業を、通常なら機械で1カ月かかるのを、何とたった1日でやり遂げてしまったからでした。この話に基づいて、研修では、リスク管理で最も重要なものは何かについて参加者間で議論しました。

今回の研修ツアーは、本当に貴重な機会でした。このツアーのアレンジをしてくださった福島イノベーション・コースト構想推進機構の皆様及び富岡町の皆様に感謝いたします。

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