ジャカルタの夕陽と汚水(追記済)
出張最後の今日は、ジャカルタでいくつかの用務を行い、夕方から、たまたま一緒に便で帰国する友人とジャカルタの北海岸をまわってから、空港へ向かいました。
ジャカルタ市内にいると渋滞に巻き込まれるので、帰国便への搭乗時間まで、ジャカルタの北海岸にできた新しいスポットへ行ってみました。北海岸沿いのプルイット・シティというモール+高層アパートです。
ちょうど、日の入りの時間に近かったので、あまりいいポイントではありませんでしたが、夕陽を眺めました。
マカッサルの海に沈む大きな夕陽は何者にも代えがたく好きなのですが、ジャカルタの夕陽もまた別の趣がありました。
振り返ってみると、ジャカルタで生活していた時には、夕陽なんて見たことも気に留めたこともなかったように思います。でも、マカッサルでは、1990年代の滞在のときには、毎日のように、仕事を終えて帰宅後、幼い娘を抱っこしながら、家族3人で一緒に夕陽を眺めたものでした。
ジャカルタの友人たちが、フェイスブックやツイッターにジャカルタの夕陽の写真をアップしていますが、今日だけはその仲間に少し慣れたような気がします。
夕陽を満喫していると、突然、ドボドボドボ・・・という音が聞こえて、下の海を見ると・・・。
黄色く濁った水が海へ放出されていました。色や匂いからして、汚水ではないかと思います。その下の菅からは、色の付いていない水が放出されていました。
おそらく、このモールやアパートからの汚水でしょうか。汚水処理がきちんと施された後の水であることを祈るしかありません。
ジャカルタの意外に素敵な夕陽と、ドボドボと排水される黄色い汚水。その両方ともが、ジャカルタという街を象徴しているように感じられました。