相馬・原釜で記念植樹
今日は、弟に誘われて、相馬市の原釜尾浜海岸で行われた記念植樹の会へ行って来ました。
この原釜は、小学生の頃、家族で海水浴に来たことのある海岸です。先の東日本大震災では、津波の被害を受け、ここでも多くの人々が犠牲となりました。
海岸から少し入ったところには、高さ約5メートルの堤防が築かれ、その堤防の上の公園で記念植樹が行われました。
開会式での相馬市長の挨拶などの後、各班に分かれて、苗木を植え始めました。海岸側にはクロマツの苗木を、内陸側には市民が選んだ広葉樹の苗木を植えました。私の班はクロマツの植樹、小さいシャベルで苗木を10本ぐらい植えました。
植樹を終了後、いったん集まった後、自分の名前を書いた杭を立てて欲しいと言われましたが、もはやどこに植えたのかわからない状況でした。やむなく、自分が植えたと思しき1本の横に杭を立てました。
慣れない作業で、シャベルを持った右腕が痛くなってしまいましたが、天候にも恵まれ、楽しいひとときとなりました。
でも、この植えた苗のどれぐらいが本当に育つのでしょうか。この堤防の土は山から削ってきた山砂で、栄養分がほとんどないそうです。今後、関係機関が手入れをしていく際に栄養分の補給もするのでしょうが、何とかうまく育って欲しいと思いました。