マーベルシティ・モールを探検

スラバヤに無事到着しました。早速、準備のためにやるべきことをいくつか行い、夕方に小一時間寝てから、街へ出ました。

今夜の行き先は、マーベルシティ・モール。以前、スラバヤに住んでいたときはまだ建設中だったモールで、つい最近オープンしたと聞いたので、行ってみました。

マーベルシティはモールとアパートが敷地内に隣接し、その間をちょっとした広場のような形で結んでいます。飲食店がたくさん入っているようなので、行ってみたのですが・・・。

まだ半分ぐらいが工事中で、入居店舗も多くなく、閑散としている割には、若者や家族連れがけっこう来ていました。メインは地下にあるロッテマートで、ここで買い物をするために来るような感じでした。

意外にも、ジャカルタなどでおなじみの系列フランチャイズの飲食店は少なく、本格的な食事というよりも、軽く食べる感じの店がほとんどでした。その一つ、369カンティーンへ行ってみました。

この店は、スラバヤに本店がある上海小籠包の店として有名な369(ジャカルタのマンガ・ブサールにある支店は在留邦人によく知られています)の新規店で、ライス&サンドイッチ、という副題が付いています。

ちょっと寄って、軽くライスボウルやサンドイッチを食べる、というスタイルの店で、369のオーナーの息子が店を出したらしいです。

私が頼んだのは、マンチェスター風エビのライスボウル、というもの。ライスボウルは料理によって、バターライスか炒飯か白飯になっており、このマンチェスター風はバターライスでした。

小エビのフライにソースがかけられたものでした。でもどうしてマンチェスターでエビなの?と店員に聞いたら、「ソースがイギリス・ソースなので」という答えが返ってきました。

インドネシアでイギリス・ソースというのは、日本でいうとウスターソースに当たります(でも、ちょっと味が違うような気もしますが)。369らしいと思ったのは、それでもちょっと中華っぽく味付けてあり、バターライスもくどくなくて、けっこう美味しくいただきました。

この店では、いくつかの種類の飲み物はお代わり可能で、足りなくなると継ぎ足してくれます。

私の隣の席の子供連れは、2人の小さい子供が雄叫びをあげながら机上で創作活動を激しく行っていて、それが終わると、親が子供を連れて逃げるように店を出て行きました。その残骸を店員が愚痴ひとつ言わずに綺麗に片付けていました。

このほか、ロッテマートのすぐ近くに、友人のやっている「おにぎらず」の店がありましたが、今回は夕食後だったので、次回、また来てみようと思います。

マーベルシティ・モールは、まだまだ未完成のような状況でしたが、他のモールにあるような、タクシー乗り場がないのに困りました。歩道もなく、車で来ることのみを前提にしている作りです。

私はタクシーで来たのですが、マーベルシティ・モールでは帰りのタクシーを捕まえられず、モールを出て、しばらく10分ほど歩いて、ようやく道端で捕まえることができました。

早速、来て早々、スラバヤで大汗をかいてしまいました。

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