法人化4年目、少しずつ前へ
個人事業主から法人化して4年目に入りました。
いやな仕事は受けない、やりたい仕事だけをやる、でもやらなければならない仕事はたとえ無報酬でもやる、という方針で、わがままに活動してきました。間違いなく、経営者としてはまずいのでしょう。
当初、思っていたほどには順調ではなく、何とかやりくりしてサバイバルしている、という感じです。
今のような、物理的に何も動けない状態になって、お給料を毎月いただいていた頃をついつい思い出してしまう自分を、ちょっと情けないと思ったりもします。でも、それと引き換えに、組織に忖度する必要のない、すべて自分の頭で考えて動いていけると感じられるのはありがたいことでもあります。
前職を辞めるときに思ったのは、自分は何のために生きているのか、そのためにどんな人生を歩んできたのか・歩んでいくのか、という問いでした。
そもそも、何のために前の職場に入ったのか。23年間勤めても、その原点を忘れることができなかった、のでした。大人になれなかった、と人は言うのかもしれません。
誰かが敷いてくれたレールや皆と同じ道をたどることが、「自分は何のために生きているのか」という問いに沿ったものなのか。もし誰も前例をつくっていないような生き方をしなければならないなら、自分でつくるしかないのではないか。
そして、前職を退いてから13年以上経った今も、その自分への問いと厳しい現実との間で、相変わらずさまよい続けている、というのが現状かもしれません。
いつ自分の人生が終わってしまうかはわかりません。足元の日々の当たり前を大切に思いながら、少しずつ、一歩一歩、自分なりの速度で進んでいく、何の変哲もないふつうの人生を歩んでいく。そう生きていくのだと思います。
様々な方々から様々な教えを受け、自分なりに思考し、様々な方々と学び合っていきたいです。自分の大事な人的ネットワークを広げ、深めながら。