みなかみ町とアドバイザー契約を結びました
2018年5月24日、群馬県みなかみ町へ日帰り出張し、同町が計画するインドネシア・西ジャワ州チアンジュール県との協力事業について意見交換しました。そして、同町からの要請により、当該事業の実現と地域振興に関する助言を行うことを目的として、みなかみ町とアドバイザー契約を結びました。本件について、私なりに精一杯務めたいと思っております。よろしくお願いいたします。
2018年5月24日、群馬県みなかみ町へ日帰り出張し、同町が計画するインドネシア・西ジャワ州チアンジュール県との協力事業について意見交換しました。そして、同町からの要請により、当該事業の実現と地域振興に関する助言を行うことを目的として、みなかみ町とアドバイザー契約を結びました。本件について、私なりに精一杯務めたいと思っております。よろしくお願いいたします。
先週は、JICA中小企業海外展開支援事業(案件化調査)「バトゥ市青果物のサプライチェーン再構築と福島との共同ブランディング事業案件化調査」チームの一員として、インドネシアの東ジャワ州バトゥ市とジャカルタへ出張しました。
バトゥ市では、本調査の内容や方向性について、バトゥ市長及び政府関係者と議論したほか、ジャカルタでは農業省において、本調査に関する意見・情報交換を行いました。
本調査チームは、福島にある銀嶺食品、JAふくしま未来、中央大学の杉浦教授、ERM Japan、私などから構成されています。断食明けの7月に、バトゥ市長を団長とするバトゥ市訪問団を福島市へ招聘する予定です。
2018年5月2~5日、インドネシア・マカッサルで開催された第8回マカッサル国際作家フェスティバル(MIWF)に出席しました。
今回は,、福島の詩人・和合亮一氏を招聘し、わずか3日間の滞在中、3回も自作の詩を朗読しました。彼の朗読は、MIWFの聴衆に強烈な印象を与え、同じ詩を愛する者として、社会的批判を詩に載せる多数の人々と交流する機会を得ました。
今回のこの機会を契機に、マカッサルと福島との間に何か新しいモノやコトが生まれてくることを願っています。マカッサルという場所とマカッサル国際作家フェスティバルに深く感謝申し上げます。来年もマカッサルで。
私のオフィスと同じ場所には明治6年に建てられた古民家がありますが、福島の地方紙「福島民報」がそれを2018年4月20日付で取り上げてくれました。
この古民家は今後、催事や講演会などの多目的スペースとして活用される方針で、その北側に新設されるサービス付き高齢者住宅「しみずの里」(2019年オープン予定)とともに、地域内外の様々な方々が交わり、安心してゆっくり過ごせる空間を作っていく予定です。
松井グローカル合同会社は、所有者である佐藤ご夫妻とともに、この古民家の有効活用のために知恵を出し、素晴らしい空間の実現を果たしていきたいと考えています。
在日インドネシア大使館のアリフィン・タスラフ大使を表敬し、ジャズ・サックス奏者のMALTA氏をご紹介する機会がありました。詳しくは、以下の個人ブログ「ぐろーかる日記」をご笑覧ください。
2018年4月11日、弊社・松井グローカル合同会社は、福島市に登記してから1周年を迎えました。弊社はまだヨチヨチ歩きの幼児のようなもので、毎日のように、試行錯誤を繰り返しております。
2年目は、プロフェッショナルな触媒として、ローカルとローカルをつないで、新しい価値あるモノやコトを創り出すコンサルティング活動をさらに進めていきたいと考えております。引き続き、お付き合いをいただき、ご一緒によきビジネスを作っていきたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
ぐろーかる日記でも書きました。→ https://glocal-diary.blogspot.jp/2018/04/blog-post_12.html
本日(2018年4月7日)、郡山市民文化センターで開催された、ふくしま百年基金設立発起人会に出席しました。全国で24番目のコミュニティ財団となる、ふくしま百年基金は一般財団法人として、2018年4月11日に登記される予定です。
2018年4月4日、在日インドネシア大使公邸にて、在日インドネシア経営者協会(Asosiasi Pengusaha Indonesia di Jepang [APIJ])の設立懇親会に出席しました。
今後、APIJがインドネシアと日本との間のビジネスコミュニケーションを促進する役割を期待しています。
2018年3月21日、郡山にて、ベトナム人留学生・研修生が身の安全を求めて全国から集まるシェルターを訪問しました。彼らは研修先の日本企業で信じられないような非人道的扱いを受け、精神的肉体的に追い詰められ、自殺を図るなどの心の傷を受けた人たちです。たくさんの信じられない悲しい話を聞きました。それは、ほとんどの日本人の知らないところで起こっている話なのでした。
以下のとおり、技能実習生の活用に関するコンサルティングを行います。
<想定される対象>
すでに技能実習生を活用している事業者、これから活用を考えてみたいと思っている事業者、あるいは、技能実習生を海外から受け入れて事業者へ彼らを派遣している監理団体、などを対象とします。製造業だけでなく、農林水産業なども対象とします。
なお、筆者の専門性を鑑み、対象はインドネシア人技能実習生とします。
主に、次の4点を中心としたコンサルティングを行います。長年にわたって、地方を含むインドネシアと関わり、かつ日本や開発途上国の地域づくりや地域産業振興を見てきた筆者ならではの、他とは違うコンサルティングをご提案します。
(1) ミスコミュニケーション対策
第1に、技能実習生と事業者との間のミスコミュニケーション対策を行います。
技能実習生と事業者との間では、言語の壁などにより、意思疎通が不十分になりがちです。その結果、双方の誤解が解消されないまま、それぞれが相手のことを勝手に思い込むことになります。理解できないと思って黙ったまま時間が経ち、ある日突然、暴力や失踪などの事件が起こることがあります。
このような事態になる前に、筆者が間に立ち、技能実習生と事業者との誤解や思い込みを溶かす役割を果たします。そして、未然に、暴力や失踪を起こさせない状況を作ります。
もちろん、そのために、技能実習生に対しては、日本人や日本社会(必要であれば当該地域社会)について、事業者に対しては、インドネシアやインドネシア社会(必要であればインドネシアのなかの技能実習生の出身地域社会)について、理解していただくための十分な情報提供・講義等を行います。
(2) 技能実習の見える化
第2に、技能実習の見える化のお手伝いを行います。
これは、実際に行われている技能実習の内容を言葉に表し、その一つ一つを適切に組み合わせながら、一種のカリキュラムのようなものにしていくお手伝いです。
この作業は、実際の技能実習に過度の負担を加えるものではありませんが、この作業を通じて、技能実習生がどのように技能を習得していったかを、誰の目にも明らかなようにしていくことが可能になります。また、事業者自身が、自らの技能実習の内容をさらに良いものにすることを再検討するきっかけにもなり得ます。
可能であれば、技能実習の終了時に、単なる修了証ではなく、技能実習でどのようなプロセスでどんな技術を身につけたかを示す技能証明書のようなものを発行できるように促したいです。これによって、技能実習生は帰国した後、この技能証明書が新たな就職の際に活用できるようにしたいのです。
筆者は、この技能証明書が発行できたならば、インドネシア政府やインドネシアの地方政府がそれをきちんと認知できるように、働きかけていきます。
(3) 技能実習生の活用に関するアドバイス
第3に、事業者の今後の事業展開に技能実習生をどう活用していくかについて、助言します。
少子高齢化、市場の停滞、人手不足、後継者不足など、事業者は深刻な問題に直面しています。とくに、地方の事業者は、これまで地域産業の一躍を担ってきた歴史的経緯があり、地域経済の観点からも、事業者の今後は一事業者にとどまらない影響がありえます。
そこで、受け入れてきた技能実習生をどのように活用するかをご提案したいと考えています。すなわち、数年にわたって付き合う彼らを一時的なものとして使い捨てるのではなく、事業者の今後にどう生かすか、という提案です。
たとえば、事業者が海外進出する際に技能実習生を現地法人設立などで活用する、帰国した技能実習生が設立した企業と取引する、後継者がいない事業者が長年培ってきた技術やノウハウを帰国した技能実習生に託してインドネシアで事業展開してもらう、帰国した技能実習生が設立した企業が日本の事業者の企業に投資して日本の地域で事業を存続する、などがざっと思いつきます。
3年という年月を一緒に過ごす技能実習生だからこそ、事業者といい関係が作れれば、事業者は以後、彼らを活用することで、新たな展開へ進める可能性を見出せるかもしれません。
そのためには、技能実習の開始前に、事業者側の「どのような人材を技能実習生として求めるのか」と技能実習生側の「どのような技能・技術を習得したいのか、帰国後それはインドネシアの発展に貢献するのか」の適切なマッチングがある程度行われていることが望ましいと考えます。
そこで・・・。
(4) 事前マッチングと技能実習生帰国後以降を含めたケア
第4に、事業者側の求める技術人材と、インドネシアから派遣される技能実習生との事前マッチングを試みます。
日本の事業者側で必要としている技能・技術で、インドネシア側にとっても有用で必要であるものは何か、をあらかじめ探り、つなげます。
筆者は、実は、インドネシアに帰国した元技能実習生のOB会組織「インドネシア研修生実業家協会」(IKAPEKSI)のアドバイザーを2016年から務めています。会員数は約5000人で、会員はインドネシア全国に所在しています。毎日のように、IKAPEKSI関係者とSNSでやり取りをしています。
このIKAPEKSIを通じて、日本への派遣前に日本の事業者が望むような技能実習生候補者を探したり、技能実習生の帰国後に就職先を探したり、起業したりするところまでケアをすることができます。
加えて、筆者は、過去30年のインドネシア研究者としての活動蓄積を通じて、今後のインドネシア全体、及びインドネシア国内の各地方にとって、どのような技能や技術が必要とされうるか、製造業だけでなく農林水産業についても、ある程度の知識と情報を持っています。
このように、筆者は、日本とインドネシアの双方の事情を踏まえたうえで、両者の今後の発展にとって、技能実習生を有益な形で活用できる事例を増やしていきたいと願っています。
以上のように、筆者は、弊社「松井グローカル合同会社」の事業の一つとして、単なる技能実習生の紹介・監理ではなく、日本の事業者とインドネシアの今後を踏まえた、グローカルな視野に立ったトータルなコンサルティングを行っていきたいと考えています。
インドネシア人技能実習生を活用されている事業者や監理団体の方で、ご興味を持たれた方は、お気軽に、下記までご連絡ください。
松井グローカル合同会社代表・松井和久
Email: matsui@matsui-glocal.com
電話:090-3217-5845
2018年3月18~20日にかけて、JR只見線全線を小出から会津若松まで乗車しました。その間、沿線の只見町、金山町、三島町、柳津町を訪問し、何人かの地域づくりに関するキーパーソンにお会いすることができました。
3月20日は、柳津温泉の花ホテル滝のやで500回近く開催されている小さな講演会で講演する機会をいただきました。講演では、私のグローカルな視点から、只見線と奥会津の地域づくりについて、地元の方々にとっての自分事となるような展開へ向けての、私なりの考えをお話しました。
講演会の様子は、以下の動画サイトで観ることが可能です。興味とお時間のある方はどうぞご覧ください。
2018年2月17~23は、インドネシア・マカッサルから来日した盟友のLily Yuliantiさん(彼女は21日まで福島に滞在)を福島へお連れしました。
2月17日は、熊本と福島をつなげるイベント「未来の祀りカフェ」に出席し、翌18日は、川俣と飯野を訪れ、伝統的な地場産業を伝える博物館や吊るしびな祭りを見学しました。
2月19日は、福島市内の新たなまちづくりの動きを試みている有機食材レストラン「ヒトト」とブックカフェ「コトー」を訪問しました。そして、20日は、私のオフィスに寄っていただいた後、飯坂温泉の旧堀切邸を堪能した後、雪で覆われた摺上川ダムを見学しました。
Lilyさんは、一部ではありましたが、福島の現状について知ろうとし、そして短期間でも十分に理解してくれました。彼女は英語とインドネシア語で発信する、とてもアクティブな作家でもあります。
うまくいけば、今年5月2~5日に開催されるマカッサル国際作家フェスティバルで、福島に関する特別なセッションを設けることを計画しています。その際には、福島から詩人の和合亮一さんをマカッサルへお招きする予定です。
1月29日から2月3日まで、関西・アジア環境・省エネビジネス交流推進フォーラム(Team E-Kansai)及び近畿経済産業局の用務で、ジャカルタに出張しました。私自身は、このフォーラムのインドネシアに関するコーディネーターとして参加しました。
我々は、インドネシア食品飲料工業会(GAPMMI)と面会し、工場における水及び排水管理について話し合い,、現状を見るため、会員企業2社の工場訪問を行いました。
本フォーラムでは、2018年9月にGAPMMIと合同で、水・排水・環境管理技術に関するセミナーをジャカルタで開催する計画です。
Merry Christmas for my christian friends !
Pray for love and peace.
Selamat Hari Natal untuk sahabat kristiani saya !
Berdoa untuk cinta dan damai.
2017年12月19日、大阪を訪問し、大阪商工会議所主催の「インドネシア 水・環境ビジネス参入セミナー」に講演者として参加しました。「インドネシアにおける経済発展と環境ビジネスの展開」と題して講演し、他の参加者と活発な議論や意見交換を行いました。
http://www.osaka.cci.or.jp/event/seminar/201711/D22171219012.html
2017年11月26〜30日、JICAによる「産官連携による東ジャワ州の中小食品加工業振興に向けた食品加工技術普及・実証事業」の一環で、スラバヤを訪問しました。
11月29日に、私から東ジャワ州産業貿易局職員に対して、「日本の地域産業振興の経験:食品加工業を中心に」と題したインドネシア語での講演を行いました。
講演について、詳しくは、個人ブログ「ぐろーかる日記」をご覧ください。
I came back to Tokyo, Japan, in 31 October 2017.
Saya kembali ke Tokyo, Jepang, pada tanggal 31 Oktober 2017.
2017年10月31日、帰国しました。