【お知らせ】ASEAN最新事情ウェビナー「インドネシアのオムニバス法実施規則をどう読むか」(3/26)

2020年11月2日に施行された雇用創出法(通称:オムニバス法)は、その実施規則として大統領令・政令等40本以上が2021年2月2日付で発表されました。私自身、現在、これらの実施規則(インドネシア語原文)をどのように読み込んでいくか、私なりの方法で試みているところです。

このたび、3月26日、国際機関日本アセアンセンターのASEAN最新事情ウェビナーで「インドネシアのオムニバス法実施規則をどう読むか:投資業種リストとリスクベース・アプローチを中心に」と題して、在ジャカルタJICA専門家(インドネシア投資調整庁投資促進政策アドバイザー)の本間久美子さんと一緒に、講演することになりました。実施規則の内容は詳細で多岐にわたりますが、今回は、とくに日本企業の関心の高い投資業種リストとリスクベース・アプローチを中心とし、時間に余裕があれば、労務などいくつかの分野の実施規則の要点も含めて、解説できればと考えております。

この講演に参加ご希望の方は、以下のサイトを参照のうえ、お申し込みいただければと思います。

https://www.asean.or.jp/ja/invest-info/eventinfo-2020-40/

ちなみに、3月23日には、同じく国際機関日本アセアンセンターのASEAN大使講演シリーズで、インドネシアのヘリ・アフマド大使による「オムニバス法が創出する雇用:日本企業の新たな投資機会」と題する講演も開催されます。以下のサイトより、こちらにもご参加いただければと思います。

https://www.asean.or.jp/ja/invest-info/20210311/

なお、実施規則に関係するインドネシア標準産業分類ごとの細かな留意点、産業セクターごとの実施規則の詳細な内容に関する解説、それらを踏まえたインドネシアでの今後の事業展開に関するアドバイスなどにつきましては、本セミナーを踏まえたうえで、弊社として別途、対応させていただければと考えておりますので、お気軽にご相談ください。長年の経験を踏まえたプロとして、皆様のお役に立てれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

【ぐろーかる日記】ときどき昔ばなし(2):警察で腕立て伏せをさせられた

初めてジャカルタでの長期滞在を始めた頃に、忘れられない経験がある。

1990年9月のある日、私は、長期滞在を始めるにあたっての手続の一環として、南ジャカルタの国家警察本部を歩いて訪問した。滞在許可には、出入国管理局での許可以外に、警察の許可も取る必要があったからである。

国家警察本部の入口には詰所があり、守衛役の警察官が10人ぐらいいた。中へ入る前に、「何をしに来たか」と尋ねられた。外国人滞在許可の手続のために来た、と答えると、なぜかすぐには入れてくれない。突然、理由は不明だが、警察官に「ここで腕立て伏せをしろ!」と命じられた。

理由を訊こうとしたが、当時はインドネシア語がまだおぼつかなく、モゴモゴしているうちに、「早くやれ!」と罵声が飛んできた。結局、言われるがままに、彼らの前で腕立て伏せをやらされた。

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【お知らせ】ASEAN最新事情ウェビナー「インドネシア産カカオを用いたソーシャルビジネスの実践~チョコレートブランドDari Kを事例に」開催(2/4)

2月4日(木)日本時間午後3時半より、ASEAN最新事情ウェビナー「インドネシア産カカオを用いたソーシャルビジネスの実践~チョコレートブランドDari Kを事例に」を開催します。

講師には、Dari K株式会社CEOの吉野慶一氏をお迎えし、私が進行役を務めます。

「カカオを通して世界を変える」という企業理念を掲げたDari Kは2011年3月、それまで欧米の金融取引の最前線にいた吉野慶一氏によって設立されました。産地から遠く離れたニューヨークやロンドンで決まるカカオ相場とカカオ農家の現状との乖離に疑問を抱き、大量の低品質カカオを産するインドネシア・スラウェシ島で、地元農家とともにカカオの高品質化への挑戦を始めました。地道な努力を積み重ね、Dari Kは日本国内で高級チョコレートブランドに育つとともに、パリのサロン・デュ・ショコラで4年連続銅賞を獲得、世界のインドネシア産カカオへの評価を変えることにも貢献しました。

本講演では、吉野氏から事業内容の説明のほか、気候変動などへの問題意識、スラウェシとの関わり、フェアトレードの実践例、ソーシャル・ビジネスの活動内容、ソーシャル・ビジネスを実践していくうえでのチャレンジなどについてお話しいただきます。常に現場のカカオ農家に寄り添い、日本の消費者とカカオ農家をつなぐカカオ農園ツアーやコロナ禍での医療従事者へのペイフォワードなど、新たな挑戦を続けるDari Kの実践から、様々な学びが導き出されることと思います。

以下のサイトから参加申込可能です。皆様の奮ってのご参加をお待ち申し上げます。

https://www.asean.or.jp/ja/invest-info/eventinfo-2020-33/

【ぐろーかる日記】搾取からの脱出、またグローカルな妄想

宮本常一『調査されるという迷惑』という本をご存じだろうか。私がこの本の存在を知ったのは、インドネシア地域研究を仕事とするようになってしばらくしてからだったが、この本と出会う前から、この本で宮本常一が書いているのと同じようなことをずっと思っていた。

インドネシア地域研究者としての自分は、もちろん、インドネシアについて調査研究をする。インドネシアで様々な人々に会い、地域を訪れ、そこで得た情報をもとに分析し、調査研究報告書をまとめ、論文として発表する。

論文をどこに発表するのか。多くの場合は、日本語の出版物を通じた日本の方々に対してであり、あるいは学会やセミナーなどでの発表や講演という形になる。日本の機関に所属し、日本側に調査研究の費用を賄ってもらうのだから、日本のための調査研究であることは当然である。日本のために、インドネシアを調査研究し、日本社会へ還元するのは、言うまでもないことである。

かつて、地域研究は、相手側の地域において、自国の利害や利益を獲得するために、あるいは場合によっては相手側を屈服させて支配するための基礎情報として、相手側の地域を徹底的に調べるということが行われた。その意味で、地域研究は極めて戦略的かつ意図的に行われた。地域研究者の仕事は、そこではスパイと見なされてもあながち間違いではなかったかもしれない。

自国のために他国・地域の情報を収集・分析することを求められた、かつての地域研究。今はそうではないと思いたいが、本当にそうだろうか。

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【お知らせ】ASEAN最新事情ウェビナー「発足1年を迎えたインドネシア第2期ジョコウィ政権の課題」開催(1/14)

1月14日(木)日本時間午後3時半より、ASEAN最新事情ウェビナー「発足1年を迎えたインドネシア第2期ジョコウィ政権の課題」を開催します。講師には、長年にわたり、日本とインドネシアの懸け橋として活躍中である、インドネシア大学人文学部上級講師・前理事のバクティアル・アラム氏をお迎えし、進行役の私と議論いたします。

下記サイトより、参加申込できます。使用言語は日本語です。ふるってご参加ください。

https://www.asean.or.jp/ja/invest-info/eventinfo-2020-26/

【ぐろーかる日記】2021年に始めたいこと

2021年に始めたいことがいくつかある。年の初めに宣言しておきたい。とりあえず、今、思いついている3点、すなわち、(1)インドネシア語でインドネシア社会へ向けて発信するメディアを立ち上げる、(2)「よりどりインドネシア」をウェブ情報マガジンからコミュニティへ拡大する、(3)インドネシア・ウォッチャーに限定したクローズド・サロン(私塾)を開始する、を挙げる。

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【ぐろーかる日記】中スラウェシ州のある親友の訃報

昨日(11/16)、友人のフェイスブック・ページに昨年、インドネシアの中スラウェシ州パルで久々に再会した仲間たちとの写真が掲載されていました。

フェイスブックには1年前の写真などがよく掲載されるので、きっとそれかと思ったのですが、たしか彼らと会ったのは、中スラウェシでの震災(地震、津波、液状化)から1年経った10月2日だったはず。日にちが合わないなあ、と思って、ポスティングを読んでいたら、お悔やみの言葉がたくさん並んでいます。

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【活動報告】インドネシアのオムニバス法について講演(2020年11月4日)

2020年11月4日、国際機関日本アセアンセンターのASEAN最新事情ウェビナーにおいて、「インドネシアにおける投資誘致のためのオムニバス法(雇用創出法)とその影響」と題して、講演しました。

オムニバス法は2020年10月5日に国会で成立後、大統領署名を受けて2020年11月2日に発効したばかりであり、まだホットなタイミングでの講演となりました。

本講演で使用した資料は、下記のサイトよりダウンロード可能です。ご利用ください。

https://www.asean.or.jp/ja/invest-info/eventreport-2020-13/

また、オムニバス法の条文詳細及び分析やインドネシア政治・経済・社会に関するご質問、ご相談、その他の問い合わせをお受けいたします。ご希望の方は、以下のアドレス宛へメールにてご連絡ください。
Email: matsui@matsui-glocal.com

【ぐろーかる日記】インドネシア風ミーゴレン、ハラルにして欲しい

色々日々思うことは多く、ときには絶望感に苛まれることもあって、ブログを書けそうで書けない毎日を送っています。日本学術会議の問題やら菅首相のインドネシア訪問やら、自分の気持ちをうまくまとめられず、たわいのないことを書いて、お茶を濁すような感じになってしまうのが、自分でも残念なのですが・・・。

今回は、インドネシア風ミーゴレンの話。もちろん、これは、最近、某コンビニで新発売された食品です。このところ、シンガポール風福建麺、西安風うま辛香油麺ビャンビャン麺など、アジアづいているこのコンビニが出したものです。

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【ぐろーかる日記】インドネシア政府が情報サイト『JAIPONG』を開設

インドネシア政府は、日本からインドネシアへの投資促進を目的として、日本語とインドネシア語でインドネシアのビジネス情報を提供する情報サイト『JAIPONG』を開設しました。リンクは以下の通りです。

JAIPONG

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【ぐろーかる日記】東京でルルド、以前に東ジャワで遭遇

妻と一緒に、新居の庭に植える日本水仙の球根を買いに、椿山荘近くの園芸店へ行ったついでに、東京カテドラル聖マリア大聖堂へ行ってみました。

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【活動報告】Team E-Kansai主催WEBセミナーで講演(2020/9/29)

2020年9月29日、Team E-Kansai主催「秋の3連続セミナー第1回インドネシア・タイ編」にて講演しました。同セミナーは、14:00~15:40にオンラインで開催されました。

Team E-Kansaiとは、「関西・アジア環境・省エネビジネス交流推進フォーラム」の略称であり、公益財団法人地球環境センター(GEC)が事務所を務め、近畿経済産業局が支援機関となっています。このフォーラムには、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)や一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)等の公的海外展開支援機関、関西経済連合会、大阪商工会議所、日本産業機械工業会関西支部等の産業団体、さらには自治体等様々な組織が協力機関として参画しています。

弊社代表・松井は、2017年より現在に至るまで、このTeam E-Kansaiのインドネシアに関するコーディネーターを務めており、今回は、同コーディネーターとして、「インドネシアの環境関連分野の最新情報と今後の見通し」と題した講演を行いました。

また、同じく、タイに関するコーディネーターを務められているEXRI ASIA株式会社共同代表の高木智史様が「タイの環境関連分野の最新情報と今後の見通し」と題した講演を行われました。

本セミナーで使用したプレゼンテーション資料(PDF)は、以下のサイトよりダウンロード可能です。インドネシアに関する資料の内容について、なにかご質問・ご意見等があれば、お手数ですが、メールにてmatsui@matsui-glocal.comまでお知らせください。

⇒ 秋の3連続セミナー第1回インドネシア・タイ編

【ぐろーかる日記】インドネシアのクラフトワークをめぐる新しい動き

Linkedinで知り合いになった友人(まだ実際の面識はない)が出しているウェブマガジンがあります。GARLANDという名前のこのマガジンは、クラフトやアートとそれを生み出す社会とのかかわりに関する話題が多く、いつも読みごたえのある記事が満載なのですが・・・。

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【ぐろーかる日記】いくつかのウェビナーに参加してみての感想

今週は、9月1日、2日、3日とウェビナーに参加してみました。1日は、インドネシアの英字紙 Jakarta Post 主催の “Land without Farmers” と題するインドネシア農業に関するウェビナー(英語)、2日は、毎月連載しているSBCSインドネシア月報の解説ミニセミナー(日本語)、3日は、ERIAとASEAN事務局主催の食糧と農業に関するウェビナー(英語)、でした。

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8月のオンライン・オフ会を開催(8/29)

2020年8月29日の日本時間午後3時から、「よりどりインドネシア」購読会員を対象とした月例オフ会をオンラインで開催しました。12人が参加しました。

今回のトピックは、「音楽やアートを通じて社会変革を目指す若者たち」という内容で、話題提供者は伏木香織さんでした。1時間半にわたる熱の入った中身の濃い発表で、外国人の目にはなかなか見えてこない、インドネシアの若者の新しい動きを知ることができました。

議論も盛り上がって、予定時間を30分以上オーバーしてしまいました。

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【ぐろーかる日記】インドネシアの独立宣言記念日にあたって

今日8月17日は、私がお付き合いしてきたインドネシアの独立が75年前に宣言された日である。インドネシアでは、この日をもって、インドネシア共和国として独立したとしている。

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【ぐろーかる日記】35年前の8月12日を思い出す

35年前の8月12日、東京発大阪行きの日航JL123機が御巣鷹山山麓に墜落し、520人もの人々が亡くなった。日本の航空機事故で最悪の惨事となった。35年経った今も、遺族の方々が慰霊登山をしたり、あるいはしずかに、あの日、命を奪われた大切な人々のことを深く思い続けている。

あの日、私は、インドネシアにいた。西ジャワ州チマヒにいた。

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【ぐろーかる日記】マナドお粥は日本でもきっと受け入れられる

前回のブログで、マナド料理の代表として、ナシ・クニン(イエローライス)を紹介しましたが、日本で受け入れられそうなのは、ナシ・クニンだけではありません。今日、ご紹介するのは、お粥と焼魚です。

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【ぐろーかる日記】マナド料理はもっと知られてもよいはず

前回のソトベタウィ宮本の記事がけっこう読まれていて、ちょっとびっくりしています。私もそうですが、あのインドネシアの味を懐かしく思い出して、食べに行こうと思った方もけっこういたようです。

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【ぐろーかる日記】ソトベタウィ宮本のソトベタウィは本格派だった

前々から行こう行こうと思って行けてなかった「ソトベタウィ宮本」へ、7月25日、ようやく行ってきました。

ソトベタウィというのは、ソト(Soto)というインドネシア(主にジャワ)の実だくさんスープの一種で、もともとのジャカルタ地域の地元民であるベタウィ(Betawi)族が編み出したスープです。その特徴は、ココナッツミルクを使い、具には牛肉やトマトが入ります。

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