【ぐろーかる日記】搾取からの脱出、またグローカルな妄想

宮本常一『調査されるという迷惑』という本をご存じだろうか。私がこの本の存在を知ったのは、インドネシア地域研究を仕事とするようになってしばらくしてからだったが、この本と出会う前から、この本で宮本常一が書いているのと同じようなことをずっと思っていた。

インドネシア地域研究者としての自分は、もちろん、インドネシアについて調査研究をする。インドネシアで様々な人々に会い、地域を訪れ、そこで得た情報をもとに分析し、調査研究報告書をまとめ、論文として発表する。

論文をどこに発表するのか。多くの場合は、日本語の出版物を通じた日本の方々に対してであり、あるいは学会やセミナーなどでの発表や講演という形になる。日本の機関に所属し、日本側に調査研究の費用を賄ってもらうのだから、日本のための調査研究であることは当然である。日本のために、インドネシアを調査研究し、日本社会へ還元するのは、言うまでもないことである。

かつて、地域研究は、相手側の地域において、自国の利害や利益を獲得するために、あるいは場合によっては相手側を屈服させて支配するための基礎情報として、相手側の地域を徹底的に調べるということが行われた。その意味で、地域研究は極めて戦略的かつ意図的に行われた。地域研究者の仕事は、そこではスパイと見なされてもあながち間違いではなかったかもしれない。

自国のために他国・地域の情報を収集・分析することを求められた、かつての地域研究。今はそうではないと思いたいが、本当にそうだろうか。

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【お知らせ】ASEAN最新事情ウェビナー「発足1年を迎えたインドネシア第2期ジョコウィ政権の課題」開催(1/14)

1月14日(木)日本時間午後3時半より、ASEAN最新事情ウェビナー「発足1年を迎えたインドネシア第2期ジョコウィ政権の課題」を開催します。講師には、長年にわたり、日本とインドネシアの懸け橋として活躍中である、インドネシア大学人文学部上級講師・前理事のバクティアル・アラム氏をお迎えし、進行役の私と議論いたします。

下記サイトより、参加申込できます。使用言語は日本語です。ふるってご参加ください。

https://www.asean.or.jp/ja/invest-info/eventinfo-2020-26/

【ぐろーかる日記】2021年に始めたいこと

2021年に始めたいことがいくつかある。年の初めに宣言しておきたい。とりあえず、今、思いついている3点、すなわち、(1)インドネシア語でインドネシア社会へ向けて発信するメディアを立ち上げる、(2)「よりどりインドネシア」をウェブ情報マガジンからコミュニティへ拡大する、(3)インドネシア・ウォッチャーに限定したクローズド・サロン(私塾)を開始する、を挙げる。

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【ぐろーかる日記】中スラウェシ州のある親友の訃報

昨日(11/16)、友人のフェイスブック・ページに昨年、インドネシアの中スラウェシ州パルで久々に再会した仲間たちとの写真が掲載されていました。

フェイスブックには1年前の写真などがよく掲載されるので、きっとそれかと思ったのですが、たしか彼らと会ったのは、中スラウェシでの震災(地震、津波、液状化)から1年経った10月2日だったはず。日にちが合わないなあ、と思って、ポスティングを読んでいたら、お悔やみの言葉がたくさん並んでいます。

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【活動報告】インドネシアのオムニバス法について講演(2020年11月4日)

2020年11月4日、国際機関日本アセアンセンターのASEAN最新事情ウェビナーにおいて、「インドネシアにおける投資誘致のためのオムニバス法(雇用創出法)とその影響」と題して、講演しました。

オムニバス法は2020年10月5日に国会で成立後、大統領署名を受けて2020年11月2日に発効したばかりであり、まだホットなタイミングでの講演となりました。

本講演で使用した資料は、下記のサイトよりダウンロード可能です。ご利用ください。

https://www.asean.or.jp/ja/invest-info/eventreport-2020-13/

また、オムニバス法の条文詳細及び分析やインドネシア政治・経済・社会に関するご質問、ご相談、その他の問い合わせをお受けいたします。ご希望の方は、以下のアドレス宛へメールにてご連絡ください。
Email: matsui@matsui-glocal.com

【ぐろーかる日記】インドネシア風ミーゴレン、ハラルにして欲しい

色々日々思うことは多く、ときには絶望感に苛まれることもあって、ブログを書けそうで書けない毎日を送っています。日本学術会議の問題やら菅首相のインドネシア訪問やら、自分の気持ちをうまくまとめられず、たわいのないことを書いて、お茶を濁すような感じになってしまうのが、自分でも残念なのですが・・・。

今回は、インドネシア風ミーゴレンの話。もちろん、これは、最近、某コンビニで新発売された食品です。このところ、シンガポール風福建麺、西安風うま辛香油麺ビャンビャン麺など、アジアづいているこのコンビニが出したものです。

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【ぐろーかる日記】インドネシア政府が情報サイト『JAIPONG』を開設

インドネシア政府は、日本からインドネシアへの投資促進を目的として、日本語とインドネシア語でインドネシアのビジネス情報を提供する情報サイト『JAIPONG』を開設しました。リンクは以下の通りです。

JAIPONG

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【ぐろーかる日記】東京でルルド、以前に東ジャワで遭遇

妻と一緒に、新居の庭に植える日本水仙の球根を買いに、椿山荘近くの園芸店へ行ったついでに、東京カテドラル聖マリア大聖堂へ行ってみました。

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【活動報告】Team E-Kansai主催WEBセミナーで講演(2020/9/29)

2020年9月29日、Team E-Kansai主催「秋の3連続セミナー第1回インドネシア・タイ編」にて講演しました。同セミナーは、14:00~15:40にオンラインで開催されました。

Team E-Kansaiとは、「関西・アジア環境・省エネビジネス交流推進フォーラム」の略称であり、公益財団法人地球環境センター(GEC)が事務所を務め、近畿経済産業局が支援機関となっています。このフォーラムには、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)や一般財団法人海外産業人材育成協会(AOTS)等の公的海外展開支援機関、関西経済連合会、大阪商工会議所、日本産業機械工業会関西支部等の産業団体、さらには自治体等様々な組織が協力機関として参画しています。

弊社代表・松井は、2017年より現在に至るまで、このTeam E-Kansaiのインドネシアに関するコーディネーターを務めており、今回は、同コーディネーターとして、「インドネシアの環境関連分野の最新情報と今後の見通し」と題した講演を行いました。

また、同じく、タイに関するコーディネーターを務められているEXRI ASIA株式会社共同代表の高木智史様が「タイの環境関連分野の最新情報と今後の見通し」と題した講演を行われました。

本セミナーで使用したプレゼンテーション資料(PDF)は、以下のサイトよりダウンロード可能です。インドネシアに関する資料の内容について、なにかご質問・ご意見等があれば、お手数ですが、メールにてmatsui@matsui-glocal.comまでお知らせください。

⇒ 秋の3連続セミナー第1回インドネシア・タイ編

【ぐろーかる日記】インドネシアのクラフトワークをめぐる新しい動き

Linkedinで知り合いになった友人(まだ実際の面識はない)が出しているウェブマガジンがあります。GARLANDという名前のこのマガジンは、クラフトやアートとそれを生み出す社会とのかかわりに関する話題が多く、いつも読みごたえのある記事が満載なのですが・・・。

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【ぐろーかる日記】いくつかのウェビナーに参加してみての感想

今週は、9月1日、2日、3日とウェビナーに参加してみました。1日は、インドネシアの英字紙 Jakarta Post 主催の “Land without Farmers” と題するインドネシア農業に関するウェビナー(英語)、2日は、毎月連載しているSBCSインドネシア月報の解説ミニセミナー(日本語)、3日は、ERIAとASEAN事務局主催の食糧と農業に関するウェビナー(英語)、でした。

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8月のオンライン・オフ会を開催(8/29)

2020年8月29日の日本時間午後3時から、「よりどりインドネシア」購読会員を対象とした月例オフ会をオンラインで開催しました。12人が参加しました。

今回のトピックは、「音楽やアートを通じて社会変革を目指す若者たち」という内容で、話題提供者は伏木香織さんでした。1時間半にわたる熱の入った中身の濃い発表で、外国人の目にはなかなか見えてこない、インドネシアの若者の新しい動きを知ることができました。

議論も盛り上がって、予定時間を30分以上オーバーしてしまいました。

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【ぐろーかる日記】インドネシアの独立宣言記念日にあたって

今日8月17日は、私がお付き合いしてきたインドネシアの独立が75年前に宣言された日である。インドネシアでは、この日をもって、インドネシア共和国として独立したとしている。

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【ぐろーかる日記】35年前の8月12日を思い出す

35年前の8月12日、東京発大阪行きの日航JL123機が御巣鷹山山麓に墜落し、520人もの人々が亡くなった。日本の航空機事故で最悪の惨事となった。35年経った今も、遺族の方々が慰霊登山をしたり、あるいはしずかに、あの日、命を奪われた大切な人々のことを深く思い続けている。

あの日、私は、インドネシアにいた。西ジャワ州チマヒにいた。

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【ぐろーかる日記】マナドお粥は日本でもきっと受け入れられる

前回のブログで、マナド料理の代表として、ナシ・クニン(イエローライス)を紹介しましたが、日本で受け入れられそうなのは、ナシ・クニンだけではありません。今日、ご紹介するのは、お粥と焼魚です。

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【ぐろーかる日記】マナド料理はもっと知られてもよいはず

前回のソトベタウィ宮本の記事がけっこう読まれていて、ちょっとびっくりしています。私もそうですが、あのインドネシアの味を懐かしく思い出して、食べに行こうと思った方もけっこういたようです。

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【ぐろーかる日記】ソトベタウィ宮本のソトベタウィは本格派だった

前々から行こう行こうと思って行けてなかった「ソトベタウィ宮本」へ、7月25日、ようやく行ってきました。

ソトベタウィというのは、ソト(Soto)というインドネシア(主にジャワ)の実だくさんスープの一種で、もともとのジャカルタ地域の地元民であるベタウィ(Betawi)族が編み出したスープです。その特徴は、ココナッツミルクを使い、具には牛肉やトマトが入ります。

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【ぐろーかる日記】7月のオフ会終了、今回取り上げたのはこの本!

2020年7月25日(土)日本時間午後3時から、情報ウェブマガジン『よりどりインドネシア』の購読者の皆さんを対象にしたオフ会をオンラインで行いました。今回は、私を含めて12名が参加しました。

今回のテーマは「私のおすすめの本」。当初、何人かに本の紹介をしてもらう予定だったのですが、結局、最初に紹介していただいた一冊の本をめぐる話に終始し、オフ会を終了しました。その本とは、倉沢愛子著『インドネシア大虐殺』です。

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【ぐろーかる日記】よりどりインドネシア特別講座(第1回)は高島雄太氏が報告

2020年7月18日日本時間午後3時から、よりどりインドネシア特別講座(第1回)を開催しました。

この特別講座は、ウェブ情報マガジン「よりどりインドネシア」の購読者だけでなく、一般の方々も含めて、多くの方にご参加いただける機会としました。当面は、無料での開催を想定しています。

いくつもの様々なインドネシアをできるだけ多くの方々に知ってもらいたい、という気持ちと同時に、内容に応じて日本語とインドネシア語のバイリンガルとし、日本の方々とインドネシアの方々とが同じ場所で同じ話題で対話する機会を作りたい、という気持ちも込めました。

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