【マドゥラ】蒸しダックとソト・ババット
5月29〜31日にマドゥラ島へ行った際、食べたもので印象に残ったものをいくつか挙げる。マドゥラの料理は、全般にやや甘めだが、味が整っている。
まずは、ラブハン村の家庭(連れて行ってくれたファウジル君の実家)で出された料理。
揚げ魚に焼き魚、エビのカレー風煮付け、空芯菜の炒めもの、と豪華だった。この空芯菜の炒めものの味付けがやや甘みがあってとても美味しかった。サンバルも辛いだけでなく、甘みがそこはかとあり、ご飯との相性がよく、気に入った。
次は、サンパンの町中で「これはかならず食べる!」と言われて連れて行ってもらったのが、ダックを食べさせる店「ベベッ・ソンカム」(Bebek Songkam)。
ここのダックは、蒸しダックである。それに香辛料が丁寧に付けられている。肉はとても柔らかい。香辛料が効いて、口のなかで徐々に辛味が増し、ご飯が進んでしまう。この店は有名店らしく、スラバヤにもCITOと空港に支店がある。
最後は、スメネップで食べた臓物スープ、ソト・ババット(Soto Babat)。
ここのソト・ババットは、ご飯ではなく、米をバナナの葉で包んで蒸したロントンとキャッサバで食べる。おそらく、マドゥラ島東部のこの辺りでは、これまで米はあまり穫れなかったのだろう。味は濃厚だが、飽きることはない。