インドネシア出張(10/11-31)
2017年10月11〜30日、インドネシアです。
日程は、ジャカルタ(10/11-13)、カラワン(10/14-15)、ジャカルタ(10/16-17)、チアンジュール(10/18-19)、ジャカルタ(10/20-22)、ピンラン(10/23-24)、バンタエン(10/25-27)、ジャカルタ(10/28-30)です。今回は、インドネシア農業の現状についての情報収集です。帰国は10/31。
ご都合のよろしい方、インドネシアで是非お会いしましょう。
2017年10月11〜30日、インドネシアです。
日程は、ジャカルタ(10/11-13)、カラワン(10/14-15)、ジャカルタ(10/16-17)、チアンジュール(10/18-19)、ジャカルタ(10/20-22)、ピンラン(10/23-24)、バンタエン(10/25-27)、ジャカルタ(10/28-30)です。今回は、インドネシア農業の現状についての情報収集です。帰国は10/31。
ご都合のよろしい方、インドネシアで是非お会いしましょう。
その席で、私たちは、インドネシアと日本との間での地方=地方間の交流や協力、日本在住のインドネシア人技能実習生の未来へ向けた人材育成の方向性などについて話し合いました。
とても有益な議論となり、今後、松井グローカルとして、しっかりと協力させていただくことをお約束しました。
昨日(9月11日)、京都を訪れ、インドネシア工芸品製造輸出協会(ASEPHI)ジャカルタ支部の35名のメンバーをダリケー株式会社にご案内しました。ダリケーは、日本で唯一、インドネシア・スラウェシ産カカオを使ったチョコレートを製造する企業です。
このたび、情報ウェブマガジン「よりどりインドネシア」のFacebookページを開設しました。このページ(非公開)は、「よりどりインドネシア」の会員都なっていただくことで、参加・閲覧・投稿が可能となるページです。
https://www.facebook.com/groups/136831333600988/
上記ページでは、ウェブマガジン掲載記事に関する質疑応答、その他インドネシアに関する一般的な質問受付・回答、意見・情報交換のほか、ここだけの特別情報も開示します。
本ページへの参加ご希望の方は、まずは、下記のサイトより、情報ウェブマガジン「よりどりインドネシア」への会員登録(読者登録)をお願いいたします。
https://yoridori-indonesia.publishers.fm/
なお、会員登録された方は、インドネシアに関するメール相談を無料でお受けしています。
上記サイトでの登録以外に、銀行振込による購読での会員登録もお受けいたしますので、ご希望の方は、matsui@matsui-glocal.com までメールにてご連絡ください。
従来メディアでは取り上げられなかった様々ないくつものインドネシアを体感できるような交流の場、そして、インドネシアの方々と一緒に何かが始まっていく場へと育てていきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。
2017年8月20〜27日、通訳兼コーディネーターとして、ダリケー株式会社主催のカカオツアーに行ってきました。行先は、インドネシアのスラウェシ島西部、西スラウェシ州のポレワリ・マンダール県です。あまり知られていませんが、インドネシアは、世界第3位のカカオ生産国です。
チョコレートの消費者としての日本からのツアー参加者55名が、おそらく初めて、チョコレート原料のカカオを作る農家と直接に出逢う旅となりました。
いつもお世話になっております。
松井グローカルでは、インドネシアに関するメール相談をお引き受けします。相談されたい方は、matsui@matsui-glocal.com へご連絡ください。
情報ウェブマガジン「よりどりインドネシア」会員の方からは、相談内容の難易度が高いと判断した場合を除き、原則無料(回数制限なし)でメール相談をお受けいたします。
この機会にぜひ、「よりどりインドネシア」に読者登録(会員登録)されてください。お待ちしております。
よりどりインドネシア
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なお、会員以外の方からは、初回無料、その後は、相談内容の難易度にもよりますが、1回につき 2,500円~ を目安としてお受けいたします。長期契約(1年間)による料金設定も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。アドバイザーまたは顧問としての契約も承ります。
よろしくお願いいたします。
よりどりインドネシア第4号を発行しました。今回は、カソワミ、カーニバル、海の高速と我らの家、そして、よりどり情報サーチ法の4本です。
▼ワカトビ列島のカレドゥパ島でカソワミを食べました。どんな食べ物なのでしょうか。▼娯楽が少ないと言われたインドネシアで、カーニバルを活かしたまちおこしが広まりつつあります。それは地方都市ジュンブルから始まりました。▼国内物流コストを下げるための「海の高速」と「我らの家」、いったいどんなものなのでしょうか。少し解説しました。▼中央統計庁とインドネシア銀行のサイトで統計情報を探す方法をお教えします。
▼ぜひ、読者登録(会員登録)のうえ、全文をご高覧ください。
2017年8月1-2日、インドネシアのマラン・ムハマディヤ大学の5人の先生方が福島市と東京を訪れました。
彼らは、来年、福島において、自らの学生向けの海外フィールドスタディ・プログラムを実施できるかどうか、その可能性を検討するために来訪されました。
松井グローカル合同会社は,、福島やマランの学生たちによる新たな学び合いや地元社会との連携が進められるように、関係者とともに、彼らの計画や準備へのお手伝いをしていきます。
学生・企業・地方公共団体・一般向けのインドネシア (全地域)への研修ツアーの企画・運営・実施支援、引率を承ります。ご相談はメールにて、matsui@matsui-glocal.comへ。またはFAXにて、024-505-4294へ。
松井グローカル合同会社の活動準備が整い、いよいよ本格的に始動することとなりました。
7月1日より、会員制フォーラムを開始するとともに、弊社の提供する各種サービス料金を定めました。詳細は、以下のページをご覧ください。
会員制フォーラムは、有料ウェブマガジン「よりどりインドネシア」(現在準備中)の購読者を会員とするフォーラムです。
このウェブマガジンは、「さまざまなインドネシア、いくつものインドネシアを知り、理解を深め、インドネシアと交わり、ともに未来へ向けて行動するための会員制ウェブマガジン」を目指します。
このため、他のメディアでは伝えられない様々な地域の社会文化や、他のメディアでは伝えられないインドネシアの人々の暮らしやそれに基づく本音の部分を深く理解し、日本語世界でのインドネシア理解がより広く、より深くなり、そして、様々なインドネシアをより近く感じられるようにお手伝いをしていきたい、と考えています。
7月から月2回発刊します。最初は私が執筆しますが、徐々に、色々な方に記事を執筆していってもらう計画です。インドネシア人の方からも投稿をお願いする予定です。このウェブマガジンでしか読めない記事を出していきます。
そして、このウェブマガジンを購読して会員になった方々は、マガジンに付随する読者コミュニティへ参加して、様々な質問・意見を会員間で出し合えるほか、私宛のメール相談を回数無制限・無料で行っていただけます。
ほかにも、面会コンサルティング料、講演料・講師料、企業・自治体・NPO等の顧問・アドバイザー料、研修ツアー等同行コンサルティング、インドネシアや地域づくりに関する調査・研究などについても、サービス料金を提示いたしました。なお、会員の方の料金を割引で提供させていただきます。
会員募集開始まで、もう少しお待ちください。この会員制フォーラムを通じて、たくさんの方が、いくつものインドネシアと広く深く近くお付き合いするようになっていくことを切に願っております。
英語またはインドネシア語で書く新しいブログ Glocal from Fukushima を書き始めました。
http://glocal-from-fukushima.blogspot.jp/
【インドネシアへの視察、研修、スタディツアーをお考えの企業、自治体、大学などの皆様】
●松井グローカル合同会社では、ツアー内容の企画、訪問先の選定、交通手段や宿泊先などのご相談、実際の同行・引率などのお手伝いをいたします。
●必要であれば、企画から実施・運営までを一括受託いたします。とくに、インドネシア国内の地方へのツアーに対応可能です。
●ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。先着順で対応させていただきます。
1月13日、マカッサルでインドネシア研修生実業家協会南スラウェシ支部のメンバーと面会しました。
インドネシア研修生実業家協会(IKAPEKSI)という組織は、技能実習研修生として日本に滞在し、インドネシアへ戻った後、起業したり、企業で働いたりしている方々が立ち上げたOB会のような組織です。この組織の立ち上げは彼ら自身のイニシアティブによっており、日本政府からもインドネシア政府からも立ち上げに関する支援は受けませんでした。
現在は単なる親睦団体としてだけでなく、IKAPEKSI会員間のビジネスマッチングや情報交換、日本から帰国した技能実習研修生に対する教育訓練や事業相談、なども行っています。現在、インドネシア国内の各州に支部をつくり始めており、南スラウェシ州支部もその一つとして昨年立ち上がりました。
南スラウェシ州からの技能実習研修生は、日本滞在中に行方不明になるなど問題を起こしたため、しばらく同州からの派遣が見合わされてきました。それゆえ、メンバーの多くはだいぶ前に日本に滞在した古い人がほとんどで、若いメンバーがいないという特徴があります。彼らとしては、何としてでもそうした汚名を晴らし、再び南スラウェシ州から技能実習研修生を派遣できるようにしたい、という強い願いがありました。
縁あって、私はIKAPEKSIのアドバイザーを務めており、真面目に活動している彼らの良き相談役でありたいと願っています。そして、技能実習研修生に関するマイナスのイメージを払拭し、彼らのような活動がもっと認知されるように、微力ながら努めていきたいと思っています。
2016年12月7〜11日、インドネシア・スラバヤへ出張しました。
今回の出張は、公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES: Institute for Global Environmental Strategies)が実施する「アジア地域における地域資源ベースSCP(持続可能な生産と消費)イニシアティブの分析ならびに政策的支援の検討(事例研究)」の準備調査のお手伝いでした。
この調査は、アジアの都市部、都市近郊での持続可能な消費に関する取り組みを効果的に支援する政策パッケージを提案することを目的としているそうで、インドネシアにおける先進環境都市と自負するスラバヤ市において、持続可能なコミュニティ・イニシアティブを探るうえで参考となりそうなインプットを得たいということでした。
今回は、様々な市民活動のプラットフォームを目指して活動している若者グループであるAyorek / C2O図書館、エコロジカル・サニテーションを研究している私立スラバヤ大学環境研究センター、マングローブ保全活動とバティックなどへのマングローブ活用産品振興・コミュニティ開発の両立を進めるグループBatik SeRuの3カ所を案内しました。
この調査が今後、どのように展開していくかは分かりませんが、スラバヤの事例が単なる事例で終わらず、アジア各地での同様の事例と横に結び付き合いながら、新しい動きが生まれてくることを期待したいと思います。
今回で、本当に2016年のインドネシア出張は最後となります。
毎日午後、大雨の降るジョグジャカルタに来ています。
愛知県立大学とガジャマダ大学との共同プログラムの一環で、11月22〜24日、ガジャマダ大学で特別講義と学生面談を行いました。
11月22日は、午前中、約30名の学生を相手に、「日本経済の変容、日本企業におけるキャリアの傾向と人材育成」と題して、講義を行いました。学生たちは、いまだに高度経済成長の頃の日本のイメージを強く持っていたようで、低成長時代の日本経済とそれに伴う企業の人材育成戦略の変化について、興味深く聴いてくれました。
11月23日と24日は、インドネシアの日系企業へインターンする予定の計9名の学生との面談を行いました。一人当たり1時間の面談でしたので、けっこうじっくりと話し合うことができました。学生時代どんなことをしてきたか、日本や日本企業に対してどんなイメージを持っているか、これからどんなキャリア・パスを描いていきたいか、などを色々と話してくれました。自分の考えをそれなりにしっかりと持っている学生達でした。
というわけで、無事にガジャマダ大学での用務を果たすことができました。彼らは1月頃から日系企業でインターンとして関わりますが、その経験が彼らの今後の人生にとって有意義なものとなることを願っています。
今年は、JICA案件で、何度も福島市とインドネシア・東ジャワ州のバトゥ市とを行き来しました。
そして、この案件での最後のインドネシア出張(10/30-11/5)で、福島市の銀嶺食品を中心に、バトゥ市と農業分野で連携していく方向性が明確になりました。
11/8付の福島民報が以下のリンクで報じています。
なお、インドネシアのバトゥ市での面会は、複数の現地紙で報道されています。
・Datang ke Kota Batu, Pejabat Jepang: Apel Batu Belum Seperti Apel Fukushima
(バトゥ市へ来た福島の高官:バトゥのリンゴはまだ福島のリンゴのようではない)10/31付 Surya Malang
・Fukushima Kembangkan Apel Batu
(バトゥのリンゴを福島が発展させる)10/31付 Malang Post
・Kota Fukushima-Kota Batu Jajagi Kerjasama Peningkatan Branding Buah Apel
(福島市とバトゥ市、リンゴのブランディングを高める協力を進める)10/31付 Malang Voice
いよいよ、これからです。
JICA案件の関係で、福島市の皆さんをお連れして、7月26〜28日、インドネシアの東ジャワ州マラン市とバトゥ市へ行ってきました。
この案件では、農業部門において、日本の地方自治体とインドネシアの地方政府とが官民連携できる可能性を探ることを目的としています。
福島市とマラン市・バトゥ市をつなげるものは、果物です。今回の出張では、マラン市・バトゥ市の現場を実際に視察しながら、果物の生産・加工において、両者で協力・提携できるものがあるかどうか、ありそうな場合にはどのように協力・提携を進めていくか、といったことを話し合いました。
日本でよく言われる6次産業化という観点からすると、マラン市では、農民と果物集荷業者と加工・販売業者が密接な関係を結ぶなかで果物加工が進められている一方、バトゥ市では、観光を刺激として、農民(または農民グループ)が加工と販売へ乗り出す形が生まれてきており、2つのタイプの異なる6次産業化の端緒が見られるのが興味深いです。
福島市はこれまで桃、梨、リンゴなどの生食用の果物を中心に生産してきましたが、今後は、規格外品を使った加工にも力を入れていく方向を示しています。
原発事故で被った放射性物質への極めて厳しい対策の経験を踏まえた、安全安心な農産物出荷への福島市の取り組みは、今後、インドネシアや東南アジアの他地域の農産物との差別化を進めるという文脈で、マラン市やバトゥ市も大きな興味を示していました。
9月には、今度は、マラン市とバトゥ市の農業局長が福島市を訪れ、農業システムの現状を視察し、協力・連携の可能性をさらに探る予定です。
マラン市やバトゥ市が福島市から学ぶことは大いにありますが、実は福島市がマラン市やバトゥ市から学ぶことも色々ありそうで、今後の展開が楽しみになってきました。
ジョコ・ウィドド(ジョコウィ)大統領の周辺では、 再び内閣改造の噂が流れている。更迭がささやかれる大臣は何人もいるが、可能性が最も高いのがマルワン村落・途上地域開発・移住相である。
村落・途上地域開発・移住相のポストは、これまで民族覚醒党の政治家が座り続けており、同党の既得権 益と化してきた。大統領周辺によると、同省の年予算消化率が約25%と他省に比べて著しく悪く、現政権が力を入れる村落開発に関して期待通りの成果を上げていない。
一方で、事業の入札にあたっては20~30%分をリベートとして上積みすることが求められているとされ、大臣の弟を含む省外の近親者たちが省の事業を事実上、牛耳っていることに対して省内から強い批判が起こり、大統領宛てに大臣罷免要求の嘆願書が出される事態となった。
更迭の噂が出ているのはこのほか、リザル・ラムリ調整相(海事)とスディルマン・サイド・エネルギー・ 鉱物資源相である。この2人は、マルク州にあるマセ ラ天然ガス田開発をめぐって陸上方式か海上方式かで激しい対立を起こした。大統領はバランスをとって両者を更迭させたい意向のようだが難しい。リザル調整相の背後にはルフット・パンジャイタン調整相(政治・ 治安)が、スディルマン・エネ鉱相の後ろにはユスフ・ カラ副大統領がいる。
ジョナン運輸相にも更迭の噂がある。ジャカルタ~バンドン間の高速鉄道での中国案の採用に消極的だっただけでなく、1月の高速鉄道着工式に欠席したことから大統領の批判を受けているようだ。
こうした動きを見ると、ジョコウィ大統領に対する ルフット調整相やリニ国営企業相の立場が以前より強まってきたと言える。他方、両者と敵対する与党第1党の闘争民主党は影響力を低下させており、同党のメガワティ党首にはむしろ焦りの気配すらうかがえる。
内閣改造をちらつかせながら野党を取り込み、徐々に政権基盤を安定化させるジョコウィ大統領。なかなかしたたかである。
(2016年4月14日執筆)