FAX番号を用意しました

網戸を入れて事務所を整え、法人銀行口座を開き、法人インターネットバンキングの準備をし、法人用クレジットカードを用意して、ようやく仕事をきちんとできる体制が整ってきました。

でも、FAXを用意していませんでした。今どき、FAXを使ってビジネスを行うケースは少なくなったとはいえ、何かとFAXが必要になる場合がまだあるかもしれません。かといって、今さら、固定電話を敷設して、FAX機を置くというのも、非効率です。

なぜなら、ハードのコストがかかるうえに、FAXが届いても、FAX機のある場所にいないと送られてきた書類を受け取ることができないからです。私のように、東京、福島、インドネシアといった形で、あちこちを動き回るのでは、固定されたFAX機はあまり意味がないようにさえ感じます。

では、どうするか。やはり、名刺などにFAX番号が書いてあるほうが心象がいいような気もするし。

そこで、今回、使ってみることにしたのが、インターネットFAXです。

これは、FAX機がなくとも、送られてきたFAX原稿がPDF化されて、指定のメールアドレスへ送られてきて受信されます。また、こちらからFAXを送信する際にも、原稿をPDF化して、指定のFAX番号へ送ることができます。

もちろん、インターネットFAXのソフトウェアやアプリを介して、送受信が行われます。

このインターネットFAXのメリットは3つあります。

第1に、世界中どこにいても、インターネットに接続でき、メールが使える状態ならば、FAX送受信ができることです。モバイルに動く自分にはとても都合のいい状態です。

第2に、インターネットを介するので、固定的なFAX機を設置したり、固定電話回線を引く必要がありません。FAX番号は、インターネットFAX会社の提供する番号を使えばいいのです。

第3に、インターネットを介するので、電話代のような通信費がかかることはなく、基本的に、インターネットFAX会社への支払いのみが必要となります。例えば、送受信を1カ月に各々150ページ以下であれば、1カ月1500円、1年ならば割引がついて15,000円で済みます。

これにより、インターネットをやられていない方でも、私とFAXでやり取りができるようになります。送受信の原稿は全てPDFで保管できます。インドネシアにいても、問題なくFAX送受信可能です。

このサービス、昨日から始めました。私宛のFAX番号は以下のとおりです。

 024-505-4294
 (海外からの場合は、+81-245-505-4294

FAXで何かを送られる場合は、上記の番号まで、よろしくお願いいたします。

オフィスに網戸を入れてから東京へ

今日は、オフィスの3つの窓に網戸を入れてもらいました。

私のオフィスは、木々に囲まれ、草が茂っている、緑豊かな環境にありますが、このところ、蚊がたくさん飛ぶようになり、窓を開けておくと、蚊がどんどんオフィスの中に入ってきて、私の血を吸ってくれます。これではなかなか机での仕事に集中できないので、オーナーの許可を得て、網戸を入れてもらったのでした。

たまたま、弟が福島で長年、建築資材商社に勤めており、弟の高校時代の友人のサッシ関連メーカーの福島営業所長に頼んでくれました。6月1日に、まず弟が来て窓の寸法を測り、その後、弟の友人が来て再度寸法を測り直しました。

そして今日、弟の友人があらかじめ作った3つの網戸を持参し、3つの窓にきっちりとはめてくれました。

あっという間に作業は終わり、請求書を後ほど送ってくれることになったのですが、親友の兄ということで、大幅にまけてもらうことになりました。そんな額でいいのか、とも思うのですが、弟と話をつけてある様子です。商売上、弟と弟の友人は頻繁に取引しているようで、今回のような破格の値段でもいいようなのです。

なんだか、思いっきり、地元であるがゆえのメリットを感じてしまいます。近いうちに、弟と弟の友人と一度はお酒を飲むこと人るような気がします。そんな風にして、地元でのお付き合いが深まっていくのでしょう。

網戸の入ったオフィスは、風が通っても蚊は飛んで来ず、とても快適で、居心地の良い空間になりました。

網戸を入れてオフィス環境が整い、年金保険などの手続もほぼ終えて、活動のための準備はほぼ終了という感じです。

夕方、高速バスでいったん東京へ戻りました。でも来週も後半は福島の予定です。

大きな松ぼっくりの落ちる庭

今日、オフィスへ出かけたら、同じ敷地内の古民家のオーナーが手招きするので、何があるのかと見に行くと、そこには立派な松ぼっくりがありました。

この松ぼっくりを使って、どなたか工芸品などを作ってみたい方はいませんか。左側の小さく見える松ぼっくりが普通の大きさなので、ずいぶんと大きい松ぼっくりです。

松ぼっくりに興味のある方、是非ご連絡ください。

この古民家のある庭には、大きな松の木やら竹やらがいろいろ生えていて、いろんなものがとれます。

敷地内のこの広い庭を見ていると、心が落ち着くとともに、ここを使っていろんなことをしてみたいと思ってしまいます。色々なことを仕掛けてみたいと思っています。

ようやく「看板」をつけました

今日、ようやく、オフィスの入り口ドアに、「看板」をつけました。これだけでも、少しはオフィスらしくなったのではないかと思います。

写真を撮っている自分が写り込んでしまうので、少し斜めにして撮ったら、ややピンボケになってしまいました。

午前中は、亡き父の遺した洋服を取っ替え引っ替え試着しました。色褪せてしまったものも少なくありませんでしたが、まだ大丈夫なものもけっこうありました。

もう少し痩せると履けそうなスラックスも何本かありましたし、そのまま履けるのもありました。もう少し頑張って痩せたほうがいい、と改めて思いました。

試着しながら気づいたのですが、父の寸法と私のがほとんど同じなのです。私は腕が短いので、既製の長袖シャツを着ると袖が余ってしまうのですが、父のシャツの袖の長さはほぼピッタリでした。また、足も短いので、スラックスを買うときには詰めてもらうのですが、それもピッタリ。寸法を直す必要がほぼないのです。

母にそういったら、「これはどう?あれはどう?」と、別の場所から父の洋服を次々に出してきて、試着させてくれます。

そうして、スラックスとジャケットをいくつかクリーニング店へ持ち込みました。来週から、父の洋服を着るのがちょっと楽しみです。

今日の福島も、昨日と同様、北西の風は強く吹き、涼しいというか寒い1日でした。半袖で通したので、ちょっと体も冷えたみたいです。夕方、少々気分が悪くなりました。

6月1日から、英語とインドネシア語でブログ「Glocal from Fukushima」を始めました。インドネシア語で書いた昨日のブログをたくさんのインドネシア人の友人たちが読んでくれて、福島へ行きたいと言ってくれています。嬉しいことです。

6月の半分以上は福島で過ごす予定

今日から9日まで福島です。何とか少しずつ、事業準備が進んできました。

3月末にスラバヤから送った5箱のダンボール箱は、無事、福島のオフィスへ到着し、今日はそれらを開けました。なお、下の写真の冷蔵庫はオーナーの持ち物で、ずいぶん長い間使われていないものです。

箱を開けると、懐かしい書籍や書類とともに、おそらくダニの類も現れたのでしょう、インドネシアでと同じように、急に首のあたりが痒くなってきました。

緊急に必要なものは、長年使っていなかったノート類や文具なので、それを取り出した後は、しばらく、ダニさんとともに箱の中でお休みしてもらうこととしました。

オーナーのところから私宛の郵便2通を引き取りました。1通はM銀行からのインターネットバンキング用トークン、1通はクレジットカードでした。

銀行からトークンは届いたのですが、肝心の法人向けインターネットバンキングへのログインが何度やってもできない状況になりました。ログインできないのでは、トークンを使う場面も出てこないわけです。

私のパソコンがMacBook Airだからログインできないのかもしれません。今や、法人口座向けのインターネットバンキングでは、セキュリティ対策の面から電子証明書の使用が一般的なようですが、その発行はWindowsでしかできないのです。

やはり、仕事用はいっそのこと、思い切って、Windowsノートパソコンに変えてしまうほうがいいのでしょうかね。好みは、レッツノートかThinkpadなのですが。

以前のブログでも書きましたが、前に29,800円のWindowsノートパソコンを買ったのですが、反応が遅すぎて使えませんでした。でもちょうど、たまたまパソコンが壊れてしまった妻に代用品として取られたのでした。

もう1通のクレジットカードはアメックスのグリーンで、最初にゲットした法人向けビジネスカードです。とても嬉しかったのですが、一つ大事なものが欠けていることに気づきました。振替銀行口座届が同封されておらず、カードを銀行口座に紐つけられないのです。

そこでアメックスへ電話をし、事情を話したところ、1週間以内に振替銀行口座届を送ってくれることになりました。

法人口座のインターネットバンキングの手続がけっこう厳しく、オンラインの会計ソフトでの読み込みもなかなか難しいので、クレジットカード決済でしばらくはしのごうと思ったのですが、カードは届いても、まだそこまでには至れていません。

おそらく、6月はその半分以上を福島で過ごすことになりそうです。インドネシアは断食月で、6月の出張予定はありませんが、7・8・9・10・11・12月と毎月のようにインドネシア出張が入る可能性が出ています。

その前に、福島での活動拠点・生活拠点づくりを進め、年後半を見据えて活動の基礎固めをしておきたいと思っています。

発行予定ウェブマガジンへの投稿者募集

様々ないくつものインドネシアを日本語で伝えたい、という思いから、2017年7月に、有料会員制のウェブマガジン(月3回程度)の発行を考えています。

また、このウェブマガジンの購読者(会員)向けに、会員どうしで情報交換のできる掲示板(フォーラム)を敷設することも検討中です。

日本で流れているインドネシア情報は、ビジネスを行う上での指南本や観光ガイドが多く、また、バリやジャカルタの情報がほとんどです。

日本人が住むところで売れるもの、日本人に身近なもの、と考えるとそのようになってしまうのでしょうが、9割以上のインドネシアが知られていない、という状況にあります。またメディアの情報も、インドネシアの過去の出来事や歴史や文化を踏まえられておらず、表面的な情報となってしまっている印象があります。

そこで、このウェブマガジンでは、インドネシアにディープに関わっている皆さんのご協力をいただき、インドネシアをより広く深く知り、いくつものインドネシアを伝えたいと考えます。

このような趣旨に賛同していただける方で、ウェブマガジンに原稿を投稿してくださる方を大募集したいと思います。

条件は以下のとおりです。

・投稿者の国籍、年齢、性別は不問。
・使用言語は日本語。内容により、英語やインドネシア語でも受け付ける場合あり。
・原稿の長さの目安は、800〜1,000字程度。写真(イラストも)付きを歓迎。
・原稿料は掲載1回ごとにお支払いします(1回あたり4,000円程度。ただし、会員数が一定数以上に増えるごとに原稿料を引き上げる予定)。
・投稿頻度はお任せします。毎月でも、1年1回でもかまいません。
・いただいた原稿は、当方で読ませていただき、修正の必要がある場合には、当方から投稿者へ提案します。また、どの号に掲載するかは、当方の判断にお任せください。
・原稿はオリジナル、書き下ろしでお願いします。
・文字原稿のほか、写真(+キャプション)の投稿も歓迎します。

私のほうでも「ぜひこの方に書いてもらいたい」という方は何人かおり、その方々には別途、原稿執筆をお願いしたいと思いますので、その節にはよろしくお願いいたします。

なお、とくに歓迎したい投稿は、以下のようなものです。

・インドネシアの地方に住んでいらっしゃる方、または地方に長く滞在した経験を持っていらっしゃる方に、その地方での生活に関する軽いエッセイを書いていただきたい。
・インドネシア人の方と結婚された方、付き合っていらっしゃる方に、お互いに感じたカルチャーショック的なことを書いていただきたい。
・知る人ぞ知るというような、衣・食・住などの穴場的な話題、オタクな話題

投稿ご希望の方は、私までメールにてふるってご連絡ください。また、ウェブマガジン自体へのご意見・ご提案もウェルカムです。

メールアドレスは、 matsui@matsui-glocal.com です。

マカッサルの揚げ焼きそば。ミー・ティティと呼ばれるその由来は?
(本文とは関係ありません)

急遽日帰りで福島へ、その理由は

今日5月11日は、急遽、東京から福島へ日帰りしました。昨晩、事務所の件でお世話になっているオーナーから電話があり、福島地方法務局に出向いて確かめなければならない用事が出来たためです。

オーナーによると、その電話は「定款が提出されていない」という内容でした。まさか、登記手続を終えて、国税庁から法人番号も通知されて、銀行法人口座の開設を進めるなど、事業開始の準備を進めているのに、その根本たる定款が未提出とは、一体どうなっているのか、最初は見当がつきませんでした。

3つの可能性が考えられました。第1に、電子定款で申請したのに、法務局が「紙の定款がない」と勘違いした可能性。第2に、電子定款で申請した際のCD-Rに私がファイルをきちんと焼き付けていなかったのでファイルが見当たらないという可能性。第3に、これは大変失礼なのですが、オーナーが何か聞き間違えた可能性。

そこで、昨晩は、もう一度きちんとCD-Rに焼き付けるとともに、それをプリントアウトした「紙の定款」を用意しました。CD-Rに焼き付けたファイルをMacでもWindowsでも読めることを確認しました。

それらを持参して、今朝、東京の自宅を出発。山手線に乗ったら、「新橋駅と浜松町駅の間で人が線路に立ち入った」という理由で電車が15分以上動かず、予定よりも30分以上遅い新幹線で福島へ向かいました。

東京は夏のような暑さになったということですが、今日の福島は最高気温が20度に届かず、小雨もぱらつく肌寒い1日でした。

福島地方法務局へ直行し、事情を説明しました。係員は当社の登記関連資料を精査し、「電子定款できちんと申請され受理されており、登記上の不備は全くなく、そのような状況で法務局から電話をすることはありえない」と答えました。焼き付け直したCD-Rも「紙の定款」も全く不要でした。狐につままれたような気分になりましたが、登記上の問題が何もないことを確認できてホッとしました。

もしかして、法務局の方が勘違いしたのかもしれません。それならいいのですが、仮に、誰かが法務局を名乗って何かを企てようとしたのなら、ちょっと怖いです。真相は藪の中となりました。

今回の日帰りは、この法務局での確認が主目的だったのですが、それ以外に、オーナーに預かってもらっていた、国税庁からの法人番号通知書や、T銀行の法人口座キャッシュカードや法人インターネットバンキングの開始手続案内などを受け取ることも目的の一つでした。

それらを受け取って、T銀行のインターネットバンキング開始手続をしました。まず、個人口座のインターネットバンキングの開始手続はすぐに終わりました。

面倒だったのは、法人口座のインターネットバンキングの開始手続です。どうしても分からないので、電話をかけてやり方を聞きました。この電話での担当者(女性)の説明が懇切丁寧でわかりやすく、ずっと順を追ってやり方をガイドしてくれました。途中、私のMacBookでは使えない機能などがあり、最初から戻って根気よく手続きをし直す際にも、ずっとお付き合いいただけました。

正直言って、地方銀行ということで、T銀行を都市銀行ほどサービスはよくないと勝手に思っていたのですが、この法人口座のインターネットバンキングのガイダンスはとても素晴らしいものでした。おかげで、何とか法人口座でもインターネットバンキングが使えるようになりました。

さらに、嬉しいラッキーは、3月末にスラバヤ中央郵便局から船便で送った荷物が今日届いたことでした。ただし、5箱送ったうちの3箱だけでした。税関検査などがあるので6月末ぐらいに届くかと思ったのが、1カ月半かからずに届きました。後は、残りの2箱が届くのを祈るのみです。

そして、今日のランチは、前々から行きたいと思っていた福島駅東口のサイトウ洋食店にいくことができました。これまで3度試みましたが、定休日だったり、貸切だったりで、行けてなかったのです。今日は11時半に一番乗りで店内へ入り、牛タンのカレーライスセットをいただきました。新鮮な地元野菜をふんだんに使っていて、なかなか美味しいカレーでした。この店には、これからもよく来るような予感がします。

というわけで、急な日帰りの割には、満足できるものもいろいろあって、新幹線代はかかったけれども、まあ、良かったのかな、という感じです。

法人口座開設と「吾妻の雪うさぎ」

本日、無事に法人銀行口座を開設することができました。

一般に、法人口座開設には2〜3週間かかると言われておりますが、今回は、申請してから1週間で開設できました。

これは、古民家のオーナーがこの銀行支店のお得意さんで、全面的にバックアップしてくれたためだと思います。また、この銀行支店で対応してくれた次長が高校の後輩、といった地方ならではの人的関係もものを言っているのかもしれません。

この銀行支店は、私のオフィスから歩いて2分、この近さは得難いものです。私の中学・高校の友人たちは、すでにこの銀行の理事や支店長になっている者が多数いますが、今回は彼らの助けは求めませんでした。

とにかく、今回の法人口座開設にあたっては、この銀行の支店の皆さんに本当によくしていただいて、深く感謝しています。

オフィスを出て、西のほうを見ると、吾妻連峰がいつもと同じようにそびえ立っています。吾妻連峰は私の中に焼き付けられた風景で、東京で暮らし始めた若い頃、近くに山が見えないことをとても寂しく思ったものでした。

吾妻連峰のなかに、小さな富士山型の吾妻小富士という山があります。磐梯吾妻スカイラインでドライブすると、浄土平というところがあり、そこから吾妻小富士へ徒歩で簡単に登ることができます。

この季節だと、吾妻小富士の山すその残雪の姿がうさぎに似ていることから、地元ではこれを「吾妻の雪うさぎ」と呼んで親しまれています。

この雪うさぎがはっきり見えてくるようになると、それが農作物の種まきを始めるサインとなります。

私の活動も、この吾妻の雪うさぎの頃に始まるのだなあ、とちょっと感慨を覚えました。

先ほど、東京の自宅へ戻りました。明日は東京で用事があるためです。

連休中は東京でゆっくりするつもりだったのですが、4月30日〜5月2日に福島へ戻ることになりました。さっそく、インドネシアから、群馬から、福島へ行くという友人からの連絡があったためです。

読者の皆さんも、ぜひ、福島へどんどんいらしてください。本物の福島をご案内します。

法人番号、12桁か13桁か

地元銀行での法人口座開設の目処が立ち、明日には口座開設ができそうです。

この法人口座開設のプロセスで、いくつか気になることがありました。そのうちの一つは、法人番号についてです。ちょっと細かい話になりますが、ご容赦ください。
4月20日に福島地方法務局で法人登記手続を完了した際、履歴事項全部証明書に記載された会社法人等番号は12桁でした。この後、すぐに税務署、県税事務所、市役所へ設立届を提出しに行ったのですが、「法人番号は13桁ではないのか」と言われました。実際、届出用紙を見ると、番号のマスは13個あり、一つ余ってしまいます。
また、インターネット上で某銀行の法人口座開設に必要な書類のところにも、法人番号通知書というものがあり、そこでの法人番号は13桁と記されていました。
福島地方法務局で出された番号は12桁なのに、法人番号は13桁、というのは一体どういうことなのか、戸惑いを覚えます。
そこで、福島地方法務局へ電話をし、法人番号は12桁なのか13桁なのか、問い合わせました。

回答は以下のようなものでした。

福島地方法務局から出される番号(会社法人等番号)は12桁。この番号は国税庁へ送られ、国税庁で先頭に数字が一つ書き加えられて13桁の法人番号になる、ということでした。
法人番号は国税庁のホームページで会社名を入れれば確認できる、と言われたので、何度も確認したのですが、「該当なし」と表示されてしまいます。
そしてようやく、今日4月26日の午後3時にアクセスすると、松井グローカル合同会社が登録され、先頭に9が付いて後ろは福島地方法務局から出されたのと同じ、という13桁の法人番号が確認できました。
国税庁の13桁の法人番号は、法人版のマイナンバーのようなものです。これで晴れて、正式に法人として国税庁に登録され、法人税をしっかり納めることになります。
今回の教訓としては、地方法務局から会社法人等番号が国税庁へ送られて法人番号となるまでに約1週間のタイムラグがあるので、この間に手続きを進めてもあまり意味はなかった、と思われます。国税庁の13桁の法人番号が出てから、税務署、県税事務所、市役所、銀行と動いたほうがよかったようです。
税務署等への届出は設立後1ヶ月以内とされ、銀行の法人口座開設には2週間程度かかる、とされるのは、上記を含んだ日程だと理解しました。
なお、銀行の法人口座開設にあたって、国税庁の13桁の法人番号が必要となるのは、定期預金や海外送金を申し込むときであり、普通口座の開設のみならば、とくに必要はないようでした(ただし履歴事項全部証明書には地方法務局から出された会社法人等番号は記載されています)。
地方法務局から出された番号がそのまま国税庁の法人番号になるわけではなく、しかも12桁から13桁になるのに1週間程度時間がかかる、ということを今回知りました。税務署などへの法人設立届の提出や銀行法人口座開設は、国税庁の法人番号が出てから動いたほうが良いかもしれません。

グローカルとは何か:私なりの解釈

昨日は、福島市で法人登記申請をした後、実家で少し休み、登記が完了する4月20日までは何も手続を進められないので、とりあえず、東京の自宅へ戻ることにしました。

ふと思って、久々に、福島から東京まで東北本線の普通電車を乗り継いで行くことにしました。福島から黒磯、黒磯から宇都宮、宇都宮から赤羽、赤羽から自宅の最寄り駅まで、5時間かかりました。昔ならば6〜7時間かかったので、ずいぶん短縮されました。

たいして疲れを感じることはなかったのですが、池袋の法明寺で桜を眺め、帰宅すると、かなりの疲労感を感じてしまい、少し睡眠をとりました。年齢のせいとは思いたくないのですが、福島と東京との間の移動については、時と場合による良い方法を追求していきたいと思います。

法明寺の桜

ところで、松井グローカルという名前に使う「グローカル」という言葉について、世間で言われているのとは、ちょっと異なる解釈かもしれませんが、私なりの解釈があります。それについて、今回は少し述べてみたいと思います。

インターネット上でグローカルという用語は、たとえば、「グローバル(Global:地球規模の、世界規模の)とローカル(Local:地方の、地域的な)を掛け合わせた造語で、「地球規模の視野で考え、地域視点で行動する(Think globally, act locally)」という考え方」というのがあります。

日本語ウィキペディアでは、さらに以下の3つのような意味合いで使われる用語、とされています。

1)地球規模/多地域での展開を目指しながらも、地域の法律や文化に応じる形で提供される製品やサービス。
2)インターネットなどの電子コミュニケーション技術を活用し、地球規模/多地域の基準の下で提供される地域限定のサービス。
3)地域の文化や需要に応じるために、世界的な企業が設立する現地法人、など。

上記の一般的なグローカルの意味を見て感じることは、「まずはグローバルがあり、それをローカルへ展開する」「グローバルを目指しつつもまずはローカルから始める」という方向性です。日本語ウィキペディアには、「「グローカリゼーション」という言葉は、1980年代の日本企業が営業戦略として使用し始めた」ともあります。

日本で「グローカル」という名前を用いた企業や法人はいくつかありますが、その多くは、日本での事業を世界へ広げる、あるいは世界的視野で行う、というニュアンスがうかがえます。
私の考える「グローカル」はこれらとは異なります。
私の考える「グローカル」は、ローカルから始まります。地域、地域の人々や暮らしから始まります。
地域を大事にするという意味では、地域主義や、グローバリゼーションの反対語としてのローカリゼーションとも共通するところがありますが、それらとも異なります。
私の考える「グローカル」は、ローカルとローカルがつながることから始まります。そのつながりが、蜘蛛の巣状のインターネット網のように、無秩序にどんどんつながっていくような、ローカル間のネットワークが国境を越えて作られ、結果的に、ローカル間のネットワークがグローバル化する、というイメージです。
なぜ、ローカルとローカルとをつなげるのでしょうか。
日本やインドネシアやアジア各国やアフリカなど、様々な場所の地域を訪ねて感じたことがあります。それは、世界中のローカルが根底で同じ問題に直面している、ということです。
インドネシアでは、グロバリゼーションは、西洋化や欧米化の文脈で捉えられてしまうことが少なくありません。しかし、EUやアメリカの農民たちもグローバリゼーションを嫌っていることを話すと、「信じられない」という顔をします。他方、彼らは、ファーストフードの流行や携帯電話を手放せないことなどは、誰かよそ者に強制されて強いられているわけではなく、自分から好きでそうしている、ということは、自分もまた、グローバリゼーションをつくる一員になっている、ということに気づきます。
私たちは、そうした意味で、グローバリゼーションから逃れることはできなくなっています。グローバリゼーションに反対して自らを閉じてしまうのではなくて、グローバリゼーションによって、自分自身の育った地域が伝えてきた様々な教えや自分のくらしを自分たちが否定したり、忘れたりしそうになっている、ということに目を向ける必要があると思うのです。
15年ほど前に地元学に出会って学んだことは、果たして自分は自分の暮らしやその暮らしを成り立たせる地域について、どれだけ知っているのだろうか、ということでした。まずは、自分の足元を実は意外に知らない、ということに気づくことの大切さでした。
多くの地域では、自分たちの足元にあるものよりも外から来るもののほうが優れている、と思いがちです。日本もまた、欧米化することがより良くなることだと、もしかしたら今もずっと信じ続けているかもしれません。
そして、祖先から伝えられてきた、自然とうまく共生し、自然を上手に活用する様々な知恵を忘れていきました。自然から天候を読むのではなく、スマホの天気予報のほうを信じるようになりました。
私は、そうした変化を拒んだり、否定するものではありません。しかし、自分自身やその暮らしの元になっている地域を否定したり、忘れたりしてはならないのだと思います。
記憶に残すということは、過去を懐かしむためではありません。それが何十年も、何百年も、もしかすると何千年も伝えられているとするならば、そこに何かの意味があるはずです。その意味を現代の地域の文脈で学び直すことが、地域をもう一度見直すことにつながるはずだと思うのです。
そうしたもののなかから、その地域はいかなる地域であるか、という地域のアイデンティティが醸し出されてくるのです。しかし、そのアイデンティティがどこにあるかを感じられなくなっている、というのが、全世界のローカルが直面している根底問題ではないか、と思うに至りました。
まずは、自分たちだけではなく、世界中のローカルがアイデンティティ危機に直面していることに各々のローカルが気づき、自らが何であるのかを知りたいと思って行動を始め、それで改めてつかんだ何かをアイデンティティに加えていく、それを行っているローカルどうしがそれぞれのアイデンティティを認め、尊敬し合い、場合によっては、一緒に何か新しい価値を生み出していこうと動き始める。それに地域おこし、地域づくり、地域振興、地域復興などの名前を付けたければ付ければよいのではないか。
私がローカルのために何かを創るのではありません。そこの方々が自ら主体的に何かを創るお手伝いをする。私は、そんなプロフェッショナルな触媒を目指したいのです。
松井グローカルの活動対象は、全世界のローカルです。まずは、法人登記した生まれ故郷の福島市から始めます。
日本全国どこでも、世界中どこでも、必要とされるローカルで、そのローカルが自ら主体的に自らを知り、活動を自ら始め、必要に応じて他のローカルとつなぎながら、新しいモノやコトを創り始める、そのプロセスに触媒として関わっていきたいと思います。
ローカルの力を信じ、自分たちの暮らしを見つめながら、新しい価値を自ら創り出すお手伝いをする、そんな仲間が日本中に世界中に増えてくれば、国家単位で物事を見てきた風景とは違う、新しい風景が生まれてくるのではないか、おそらく地域づくりというものの中身が変わってくるのではないか、という気がしています。
私が「松井グローカル」という名前を使うのは、こうした世界が生まれ、支配者のいない、ローカル間のネットワークがグローバル化していくことを夢見ているためなのです。

違う言葉で、インターローカル、インターローカリゼーション、という言葉もあり、これも私が目指すことを表しているかもしれません。

妄想に取り付かれたような文章を長々と書いてしまいました。皆さんからの忌憚のないご意見やご批判をいただければ幸いです。

松井グローカル合同会社を設立

本日(2017年4月11日)、福島地方法務局に法人登記申請をいたしました。したがって、本日が松井グローカル合同会社の設立日となりました。

これまで、「松井グローカル」の名前で活動してきましたが、ステータスとしては個人事業主であり、「松井グローカル」は屋号でした。今後は「松井グローカル合同会社」という法人として活動してまいります。基本的には、これまで同様、私1人だけの会社(従業員なし)の形となります。

福島地方法務局によると、登記完了は4月20日午前ということで、実質的な活動はそれ以降となりますが、これから少しずつ、本格的な活動へ向けての準備を進めていきます。

定款の中で定めた事業の目的は以下のとおりです。

1.国内外での地域づくりに係る調査、アドバイス、コンサルティング
2.国内外でのビジネス支援に係る調査、アドバイス、コンサルティング
3.国内外での国際協力に係る調査、アドバイス、コンサルティング
4.国内外での地域づくり、ビジネス支援、国際協力に係る交流・連携支援
5.インドネシア等の政治・経済・社会等に関する調査・分析・情報提供
6.セミナー、ワークショップ、研修、会議等の実施運営、講演・ファシリテーション
7.前各号に付帯関連する一切の事業

「ローカルとローカルをつないで新しいモノやコトを創り出す触媒となる」という自分のミッションを掲げた以上、活動の軸足をローカルに置く必要があると考え、故郷の福島市で登記申請を行いました。これは、前々から考えてきたことでもあります。

今後は、福島市を主拠点とし、東京、マカッサル、ジャカルタなどを副拠点としつつ、これまで通り、日本や、インドネシアをはじめとする世界の必要とされている場所で必要とされる活動を行い続けていきたいと思います。

そして、福島を含めた個々のローカルが自らの力を高め、国境や宗教や種族を越えて互いに尊重し合い、学び合い、活動し合う関係を築けたら、もっと温かく、もっと楽しく、もっと面白い未来が開けてくるのではないかと思います。

まずは福島から始めます。松井グローカル合同会社を通して、そんな仲間を世界中に作り、一緒に未来を作っていく旅を始めます。

(上記は、松井グローカルのホームページに記載したものと同じ内容です。ご了承ください)

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