インドネシア・パダンで特定技能に関する説明会を開催
2019年6月24日、西スマトラ州労働局とスマートカレッジ日本語教育センターが主催する特定技能に関する説明会があり、元技能実習生や日本語教育センター向けに、当方より特定技能に関する説明を行いました。
この説明会は、特定技能に関する情報が錯綜し、誤った情報が数多く流れ、一部では元技能実習生が詐欺に遭うなどの事態が数多く発生していたことを鑑みて開催されました。
2019年6月24日、西スマトラ州労働局とスマートカレッジ日本語教育センターが主催する特定技能に関する説明会があり、元技能実習生や日本語教育センター向けに、当方より特定技能に関する説明を行いました。
この説明会は、特定技能に関する情報が錯綜し、誤った情報が数多く流れ、一部では元技能実習生が詐欺に遭うなどの事態が数多く発生していたことを鑑みて開催されました。
2019年6月21~23日、日本語教育機関である LPK AKARAと一緒に西スマトラ州パヤクンブ市を訪問し、彼らが実施している日本への技能実習候補生向けの研修授業の様子を見ました。教室では約30人の生徒たちが日本語の基礎を勉強していました。彼らとの対話の後、我々から彼らを励ますためのスピーチを送りました。
2019年6月15日、岩手県陸前高田市で開催された国際開発学会(JASID)第20回春季大会に出席しました。
陸前高田は, 2011年3月11日の東日本大震災・津波によって、市街地がまたたく間に消えてしまったという、最も被害の大きかった都市のひとつです。今、陸前高田は、多くの犠牲となった市民の冥福を祈り続けながらも、失われた旧市街のうえに新しい街を作りつつあります。
2019年5月5~9日、サンパワー株式会社とグラミン・グループが共同主催する「バングラデシュ事業構想プログラムツアー」に参加し、初めてバングラデシュを訪問しました。
このツアーは、日本の中小企業が海外でソーシャル・ビジネスを始めるためのきっかけづくりを目的とするツアーです。主催者のサンパワー株式会社は、マイクロクレジット事業で世界的に有名なグラミン銀行などを含むグラミン・グループとともに、バングラデシュにて、中古タイヤのリサイクルや自動車修理などの事業をソーシャル・ビジネスとして行っています。
弊社「松井グローカル合同会社」は、2017年4月11日の設立から3年目に入りました。なんとか活動してくることができたのも、皆様の協力・支援による賜物と感謝申し上げます。
ローカルとローカルをつなげて新しい価値を創る、という目標を柱に、3年目もさらなる活動を続けていく所存です。
世の中は誰かが変えてくれるのではなく、私たち一人一人の日々の活動や営みの積み重ねの結果として、世の中が変わっていくのだと考えます。その大元の現場はローカルであり、ローカルで新たな価値を創ることが未来につながっているのだと思います。
このような観点に立って、弊社は、まずはローカルから発想し、ローカル同士をつなげながら、ローカル自身のオーナーシップを持った新たな価値を創るお手伝いをしながら、そうしたローカル間のネットワークを国や行政単位を超えて広げていく、ローカル間ネットワークのグローバル化を追求してまいります。
3年目からは、新たに、技能実習や特定技能も念頭に、ローカルが自らの価値を創造し高めるために外部人材をどのように活用するか、外部人材をどのように育成して受入側ローカルと送出側ローカルの双方にとってウィン=ウィンの関係を構築できるか、といった課題に取り組んでいきたいと考えています。
10年後、20年後、30年後の未来をイメージしながら、世界中のローカルの未来のために、今後も取り組んでいきたいと考えております。
引き続き、皆様からのご指導・ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。
2019年3月26日、金沢市で開催された、北陸経済連合会とJETROが主催する「北陸企業の外国人材の採用・活用セミナー」にて、「日本企業の将来設計と外国人材の受け入れ・活用方策」と題して講演しました。
講演では、地域経済における地元中小企業の役割、技能実習制度の目的と現実の乖離、2019年4月から始まる新たな在留資格「特定技能」の概要、などを含むいくつかのトピックを取り上げました。
私からは、外国人材の活用策として、高度人材と技能実習生・特定技能者との組み合わせ、技能実習生・特定技能者が大学入学などを通じて高度人材となれるためのルートづくり、の2つは、今後検討すべき課題となるのではないか、と提示しました。
ブラウィジャヤ大学を訪問した後、マラン・ムハマディヤ大学を訪問し、日本との協力可能性について議論しました。議論はミニセミナーの形式で行われ、政治社会学部長が司会を務めました。
議論は有意義で印象的な内容で、大学側の日本との協力への意欲を改めて感じました。大学側は、日本へのスタディツアーや私を客員講師として招聘することなどを検討したいという話でした。
2019年3月14日、東ジャワ州マラン市にある国立ブラウィジャヤ大学経済ビジネス学部を訪問しました。
同学部は現在、自大学講師、民間人、外国人の三者が1セメスター16コマの講座に関わる、三位一体プログラムを実施しています。
今回、この三位一体プログラムに関わる外国人講師になるよう求められました。早ければ、断食月前の来月4月に集中講義を行う可能性があります。
この申し出に対して、当方は感謝を表明するとともに、関心のあるトピックとして、一村一品運動を含む地域開発政策、日本経済社会の現状、コミュニティ・ファシリテーション手法とフィールドワーク、の3つを提案しました。
この機会に、インドネシアの大学生に対して、何らかの有意義な貢献ができることを願っています。
3月12日は、チレボンでの会議を終えた後、ブカシに立ち寄り、IKAPEKSIの幹部メンバーと会いました。IKAPEKSIとは、日本に滞在した元技能実習生が帰国後に結成したOB/OG会です。
私は、2014年以来、このIKAPEKSIのアドバイザーを務めています。
会合では、最近のIKAPEKSIの様子を聞くとともに、この4月からの新たな日本での在留資格「特定技能」について議論しました。IKAPEKSI幹部は、帰国実習生がインドネシアのとくに地方での開発に貢献することをとても真剣に考えており、彼らの支援を進めていく意向です。
2019年3月12日は、チレボン保健大学校(STI Kesehatan Cirebon)を訪問し、看護師・介護士教育およびこれまでの日本への看護師・介護士送り出し実績について議論しました。
チレボン保健大学校は、EPAプログラムに基づいて2008年に看護師・介護士を日本へ送った最初の機関です。
面会では、日本へ看護師・介護士を送るための人材育成と将来のプログラムに関する情報交換を行いました。
今回は、IKIP Siliwangi(シリワンギ教員養成大学)の先生方と会うために、西ジャワ州チマヒを訪問しました。彼らは、日本へスタディツアーを行い、日本の大学との交流を行いたいと考えており、助言を求められたためです。IKIP Siliwangiは、とくにノンフォーマル教育や生涯学習に重点を置いており、日本での公民館活動をインドネシアへ取り入れたいと考えています。
IKIP Siliwangiは、日本への留学生もなく、これまで日本と全くコネクションのなかった小さな地方大学ですが、日本への期待と学びの意欲を強く感じました。彼らの意欲を何らかの形で実現させるために、微力ながら協力していきたいと思いました。
よりどりインドネシア交流会&オフ会をジャカルタで開催します。この会は、情報マガジン「よりどりインドネシア」購読会員のほか、インドネシアに興味のある方はどなたにもご参加いただけます。
とき: 2019年3月16日(土)午後2~5時(西インドネシア時間)
ところ: Le Bistro (Parking Area Gedung Jaya, Jalan M.H. Thamrin Kav 1-2, Jakarta Pusat)
情報マガジン「よりどりインドネシア」購読会員のほか、インドネシアに興味ある方ならどなたでもご参加いただけます。
当日は、私から話題提供を行った後、それ以外の話題も含む自由で和やかな雰囲気での親睦・情報交換の場にしたいと思います。
定員は特に設けませんが、会費制(会員・非会員で別料金)とします。
この機会に、多くの方々とお会いできることを楽しみにしております。ご不明な点等あれば、下記にメッセージ等で遠慮なくお尋ねください。
2019年3月5日、政策研究大学院大学(GRIPS)にて、インドネシアにおけるグローバル・フード・バリューチェーンと工業団地の役割について、インドネシア工業省職員を対象に講義する機会がありました。
参加者とともに、現在のインドネシアの農業状況・政策・戦略、政府と民間の役割、さらにはインドネシアの工業団地開発に関する今後の戦略について議論しました。この機会を作ってくださったGRIPSの工藤教授と株田教授に深く感謝申し上げます。
毎月2回発行している情報ウェブマガジン「よりどりインドネシア」は、2月7日発行分で第39号となりました。購読者数も70名ほどとなり、少しずつ増えてきています。バックナンバーは以下のリンクからご覧ください。
一般のメディアではなかなか伝えられない、いくつものインドネシアを伝える日本語媒体にしていきたい、と願って発行してきましたが、そろそろ、購読会員のオフ会+交流会を行いたいと考えています。
会のスタイルをとくにかっちり決める必要はないと思いますが、一般の講演会スタイルではなく、もう少し参加者同士の距離が近い、トーク+自由討論(意見交換)に食事または飲物付き、という感じで考えています。参加された方の誰もが自由に発言し、それをもとに対話するという形を採りつつ、内容は易しくかつ正しいものにしていきたいと思います。
もちろん、購読会員に限定せず、よりどりインドネシアに興味のある方や、そのときのテーマに関心のある一限さんも歓迎、という緩やかな会になればと思います。この会を通じて、新たに購読者になってくださるならば、それはもちろん、存外の喜びです。
会の頻度ですが、できれば毎月、難しければ2~3ヵ月の1回ぐらい、と考えています。毎回、ゲストをお招きしたいと思っていますので、「話題提供者になってみたい」という方は遠慮なくお知らせください。また、こちらからも一本釣りで、話題提供者になっていただけるよう、お願いしていく予定ですので、よろしくお願いいたします。
インドネシア在住の方で、たまたまその頃一時帰国するよ、という方、是非、話題提供者になっていただきたいので、お知らせください。
東京、ジャカルタ以外でも、開催できればと思いますので、ご希望の方はお知らせください。スケジュール調整をいたします。費用面の相談は後ほど、ということで。
とりあえず、まずは3月半ばにジャカルタで、3月後半または4月初めに東京で、私が話題提供者として、「2019年大統領選挙・総選挙とその後のインドネシア」という話をしようかなと思っています。できれば、ゲストもお招きして、トークの形で話をしたいとも思っています。
日程が確定しましたら、改めて告知いたします。よろしくお願いいたします。
共同調査「北陸企業の外国人材の採用・活用」第4回調査会が東京で2019年1月29日に開催され、出席しました。この調査会は、北陸地方での外国人材の活用について議論するために、北陸AJEC(環日本海経済交流促進協議会)が主宰しています。
私自身は、調査会メンバーとして、従来の技術実習制度と新たな在留資格「特定技能」についての原稿を担当し、第1稿を北陸AJECへ提出しました。
北陸AJECは、2019年3月26日に金沢で「北陸企業の外国人材の採用・活用セミナー」を開催する予定で、当日は、私も講演者の一人として登壇いたします。
2019年1月13〜19日、JICA草の根事業「越知町の知見を活かした中アチェ県の柑橘資源6次産業化プロジェクト」のキックオフ・ミーティングのため、メダン、タケゴン、バンダアチェを訪問しました。
キックオフ・ミーティングは1月16日にタケゴンで開催され、中アチェ県知事自身が議長役を務めました。また、越知町での3年間の研修プログラムに参加する3人の研修員候補者にも面会しました。
研修を通じて、彼らが柑橘資源を活用するビジネス指導者になり、アチェの柑橘農家の能力向上に寄与することを願っています。
あけましておめでとうございます
弊社は、地方政府、地方企業、地域の人々と一緒に、新しい価値を生み出すために、相互学習・協力を通じたローカル同士のネットワークづくりを進めていきます。
弊社は、地域レベルでの国際化を担う人材育成により関心を向けてまいります。
弊社は、あえて「教えない」コンサルティングを標榜し、ローカルの方々が地域づくりにおける自らのオーナーシップを失うことなく、高められるように支援していきます。
弊社は、同じようなビジョンを持つ世界中の仲間やパートナーを探していきたいと思っています。弊社における「グローカル」と言う用語は、地域間ネットワークのグローバル化という意味で使っています。
弊社にご興味のある方は、遠慮なくご連絡ください(matsui@matsui-glocal.com)。私から面会に出向かせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。