とても残念だったこと

やはり、このことはきちんとブログに書かなければならないと思いました。

日本のある政府系機関と一緒に、7月、インドネシアへの短期出張を予定しています。その機関から依頼され、アポイントメントをとるために、私の長年の友人(インドネシア人)にアレンジのお願いをしました。

彼からは3人の名前が挙げられ、それぞれにレターを出すように指示がありました。すぐに、機関に連絡をとり、機関名のレターを用意して、送りました。

すると、彼から、「3人のうちの2人については、ポジションの高い人物なので、紹介料が必要になる。1人あたり10万円、2人で20万円払ってくれないか」という要求が来ました。

ええっ? 目が点になりました。

私もアポ取りの仕事をやったことがありますが、たしか、1件100ドルもしなかったと思います。

まさか、インドネシアでは、人と会うのにも多額の紹介料を払わないと会えない状況になってしまったのか、これが標準になってしまったのか、と驚き、そして、悲しくなりました。

長年の友人だった彼が、利益最重視のビジネス企業ではなく、政府系機関のアポだというのに、こんなに多額の紹介料を要求するなんて。どうしてしまったのだろう。昔の彼は、そんなにカネ、カネではなかったはずなのに。

念のため、別ルートで、先の2人のアポに関連して、多額の紹介料を払うのがインドネシアの標準になったのか、と尋ねてみました。答えは、「そんなはずない」「カネを払わなければ会わないなんて思われたくない」という返事でした。

その返事を聞いて、ホッとしました。インドネシアは、まだ大丈夫だ、と。

日本の大学に留学して学位をとった彼。どうして狂ってしまったのか。

とても残念ですが、彼とは、おさらばしました。もう、会うこともないでしょう。彼を他人に紹介することもありません。

友だちを選ぶのを間違ったことを深く後悔しています。

大きな松ぼっくりの落ちる庭

今日、オフィスへ出かけたら、同じ敷地内の古民家のオーナーが手招きするので、何があるのかと見に行くと、そこには立派な松ぼっくりがありました。

この松ぼっくりを使って、どなたか工芸品などを作ってみたい方はいませんか。左側の小さく見える松ぼっくりが普通の大きさなので、ずいぶんと大きい松ぼっくりです。

松ぼっくりに興味のある方、是非ご連絡ください。

この古民家のある庭には、大きな松の木やら竹やらがいろいろ生えていて、いろんなものがとれます。

敷地内のこの広い庭を見ていると、心が落ち着くとともに、ここを使っていろんなことをしてみたいと思ってしまいます。色々なことを仕掛けてみたいと思っています。

阿武隈川のほとりにて

福島市を流れる阿武隈川。今日も北西の風が強い涼しい日でしたが、ふと、阿武隈川を見たくなり、実家からママチャリで出かけました。

福島県庁の隣の阿武隈川沿いにあるのが板倉神社と紅葉山公園。ここで少しゆっくり本を読もうかな、と思ったわけです。そして、しっかり見ることができました。

阿武隈川をしばらく堪能した後、すぐそばの板倉神社へ行きました。

板倉神社は、18〜19世紀に167年にわたって福島を領地とした藩主・板倉氏を祀る神社です。板倉氏の福島藩は3万石、小さな大名でした(ちなみに二本松藩は10万石)。明治維新の頃、官軍が攻めてきたときに、二本松藩は会津藩とともに最後まで抵抗したのですが、福島藩が強硬に抵抗した様子はうかがえません。明治になって福島県の県庁所在地に福島が選ばれ、二本松が衰えていったのは、それを象徴しているかもしれません。

東日本大震災で板倉神社も被害を受けましたが、福島市の復興のシンボルにしたいという氏子の皆さんの尽力で、きれいに修復されました。神社の周りもきれいに整備され、神社にしては珍しく、くつろげるスペースとなっていました。

板倉神社からすぐ下に目を移すと、紅葉山公園があります。秋になると紅葉がたくさん色づくだろうと想像できる公園です。福島城があった頃は、素敵な日本庭園だったようです。新緑がきれいでした。

でも、残念ながら、紅葉山公園はしばらく整備の手が入れられていないようでした。雑草が生え、放置されているように感じました。秋までには手入れをして、きれいな紅葉を楽しめるように整備するのでしょうね。

紅葉山公園を後にして、阿武隈川にかかる大仏橋(おさらぎばし:下写真の右側)と松齢橋(しょうれいばし:左側)を見に行きました。同じ場所から違う方向へ架かる2つの橋です。

私が子供の頃は、松齢橋しかなく、この橋を渡って、渡利地区にある弁天山や花見山へ行ったものでした。国道4号線のバイパスができたときに、大仏橋がドーンと阿武隈川にかかり、その開通を祝うパレードがあったと記憶しています。

ここは、私の高校時代の淡く切ない思い出の場所。今や、あの頃の面影はほとんど残っていませんが、あの時の自分のことは、今でも鮮明に思い出されます。

ここに来ると、あの時へタイムスリップしてしまうのではないか、とドキドキしてしまうのです。ちょっとだけあの時に戻ってみたいような、でも今さら恥ずかしいような、そんな気持ちを抱きながら・・・。

ようやく「看板」をつけました

今日、ようやく、オフィスの入り口ドアに、「看板」をつけました。これだけでも、少しはオフィスらしくなったのではないかと思います。

写真を撮っている自分が写り込んでしまうので、少し斜めにして撮ったら、ややピンボケになってしまいました。

午前中は、亡き父の遺した洋服を取っ替え引っ替え試着しました。色褪せてしまったものも少なくありませんでしたが、まだ大丈夫なものもけっこうありました。

もう少し痩せると履けそうなスラックスも何本かありましたし、そのまま履けるのもありました。もう少し頑張って痩せたほうがいい、と改めて思いました。

試着しながら気づいたのですが、父の寸法と私のがほとんど同じなのです。私は腕が短いので、既製の長袖シャツを着ると袖が余ってしまうのですが、父のシャツの袖の長さはほぼピッタリでした。また、足も短いので、スラックスを買うときには詰めてもらうのですが、それもピッタリ。寸法を直す必要がほぼないのです。

母にそういったら、「これはどう?あれはどう?」と、別の場所から父の洋服を次々に出してきて、試着させてくれます。

そうして、スラックスとジャケットをいくつかクリーニング店へ持ち込みました。来週から、父の洋服を着るのがちょっと楽しみです。

今日の福島も、昨日と同様、北西の風は強く吹き、涼しいというか寒い1日でした。半袖で通したので、ちょっと体も冷えたみたいです。夕方、少々気分が悪くなりました。

6月1日から、英語とインドネシア語でブログ「Glocal from Fukushima」を始めました。インドネシア語で書いた昨日のブログをたくさんのインドネシア人の友人たちが読んでくれて、福島へ行きたいと言ってくれています。嬉しいことです。

名刺を作ろうと思ったのだけれども

今日の福島は、早朝に雷を伴った大雨が降ったらしく、その後も、晴れていたかと思うと急に曇って激しい雨が降る、というのが何回か繰り返されました。そして、だんだんに気温も下がり、肌寒いぐらいの涼しさになりました。

早朝に雷を伴った大雨が降ったらしく、というのは、私自身は全く気がつかずにグーグー寝ていたのでした。

いったん寝たら普通は起きない母でも起きたというのに、私が寝続けていたのは、よほど疲れていたのか、おニューの布団がとても寝心地がよかったからなのか、よくわかりませんが・・・。

そんな不安定な天候なので、出かけるタイミングを間違えると、ママチャリで動いているので、びしょ濡れになる可能性が高いのです。幸い、そうなることはありませんでした。

そろそろ名刺をきちんと印刷所に頼んで作ってもらおうと思い、ママチャリで何軒かまわってみました。

まず、オフィスからすぐの印刷所。閉まっていました。

次に、実家からすぐの印刷所。弟の会社の名刺を作っているということなのですが、閉まっていました。

これら2軒とも、印刷機が動いている音もしなければ、人の気配もありません。

雲行きが怪しそうなので、もう1軒、フランチャイズらしき店へ行きました。そこはやっていたのですが、値段を聞いて、そんなに安くなかったので、やめました。

これまで、自分の名刺は、自分で好きなようにデザインして、自分のプリンターで両面印刷したものを使っていました。正式にきちんと名刺を作る前の暫定のつもりだったのですが、店に持ち込むよりも、自分でプリントしたほうが効率的で、カラーならばコストもあまり変わらないかむしろ安い、と判断しました。

おそらく、今や、名刺もネットで手早く作ってしまうのが主流となっているのでしょう。

せっかく福島市で会社を立ち上げたのだから、できるだけ地元の昔からやっている企業とお付き合いしていきたいと思い、多少のコストアップは覚悟して、印刷所をまわってみたのですが、今日まわった2つの印刷所は閉まっていました。

福島市でも、業績好調な規模の大きな印刷所はいくつかあります。どうも、一握りの好調な印刷所のみが生き残っていき、小さな印刷所は淘汰されていく運命のようでした。

印刷所に限らず、福島市内の小さな店がどんどんなくなっている気がします。そして、残っていくのは、高級品や付加価値の高い製品を作る企業とフランチャイズ系の店。

この風潮に抗えるようなどんなまちづくりが可能なのか。たたかいはこれから、と少し力が湧いてきました。

昼下がりののどかな福島交通・飯坂電車の車内
(本文とは関係ありません)

6月の半分以上は福島で過ごす予定

今日から9日まで福島です。何とか少しずつ、事業準備が進んできました。

3月末にスラバヤから送った5箱のダンボール箱は、無事、福島のオフィスへ到着し、今日はそれらを開けました。なお、下の写真の冷蔵庫はオーナーの持ち物で、ずいぶん長い間使われていないものです。

箱を開けると、懐かしい書籍や書類とともに、おそらくダニの類も現れたのでしょう、インドネシアでと同じように、急に首のあたりが痒くなってきました。

緊急に必要なものは、長年使っていなかったノート類や文具なので、それを取り出した後は、しばらく、ダニさんとともに箱の中でお休みしてもらうこととしました。

オーナーのところから私宛の郵便2通を引き取りました。1通はM銀行からのインターネットバンキング用トークン、1通はクレジットカードでした。

銀行からトークンは届いたのですが、肝心の法人向けインターネットバンキングへのログインが何度やってもできない状況になりました。ログインできないのでは、トークンを使う場面も出てこないわけです。

私のパソコンがMacBook Airだからログインできないのかもしれません。今や、法人口座向けのインターネットバンキングでは、セキュリティ対策の面から電子証明書の使用が一般的なようですが、その発行はWindowsでしかできないのです。

やはり、仕事用はいっそのこと、思い切って、Windowsノートパソコンに変えてしまうほうがいいのでしょうかね。好みは、レッツノートかThinkpadなのですが。

以前のブログでも書きましたが、前に29,800円のWindowsノートパソコンを買ったのですが、反応が遅すぎて使えませんでした。でもちょうど、たまたまパソコンが壊れてしまった妻に代用品として取られたのでした。

もう1通のクレジットカードはアメックスのグリーンで、最初にゲットした法人向けビジネスカードです。とても嬉しかったのですが、一つ大事なものが欠けていることに気づきました。振替銀行口座届が同封されておらず、カードを銀行口座に紐つけられないのです。

そこでアメックスへ電話をし、事情を話したところ、1週間以内に振替銀行口座届を送ってくれることになりました。

法人口座のインターネットバンキングの手続がけっこう厳しく、オンラインの会計ソフトでの読み込みもなかなか難しいので、クレジットカード決済でしばらくはしのごうと思ったのですが、カードは届いても、まだそこまでには至れていません。

おそらく、6月はその半分以上を福島で過ごすことになりそうです。インドネシアは断食月で、6月の出張予定はありませんが、7・8・9・10・11・12月と毎月のようにインドネシア出張が入る可能性が出ています。

その前に、福島での活動拠点・生活拠点づくりを進め、年後半を見据えて活動の基礎固めをしておきたいと思っています。

機種変更の顛末、日野まで行って3万円引き

日本でもう2年半以上使っているauの携帯電話(アンドロイド)。1年ぐらい前から電池の持ちが著しく悪くなり、日中使うと画面が明るくならないなど、使いづらくなってきたので、機種変更をすることにしました。

6月はおそらく福島にいる時間が長くなるので、5月中に機種変更しようと思っていたのですが、ずるずると末日までずれ込んでしまいました。

まず、東京の自宅近くのauの店へ行ったら、待ち時間が60分。午後2時頃から、都内で用事があったので、時間がかかるので止めて、某量販店へ向かいました。

某量販店で機種変更の代金を出してもらったら、私がインターネットのauサイトのシミュレーションの価格よりも1カ月あたり145円高い! そこで、量販店の係員にその理由を質しました。しかし、しどろもどろで説明ができず、彼らの持っているタブレットに組み込まれたシステム上、そのような額になる、とのわけのわからない説明をされました。

結局、その理由は解明されませんでしたが、私のような客は稀で、ほとんどはタブレットで説明するとそのまま購入してくれるのだそうです。それでいいのでしょうか。

知らない客のおかげで携帯電話会社がきちんと説明せずに「ラッキー」となるような商売のしかたならば、それは日本の外では全く通用しないというしかありません。auや量販店には、きちんと消費者に対してなぜインターネット・サイトと店頭で価格が違うのか、きちんと公に説明しなければならないと思うのです。

埒があかないので、その量販店で機種変更するのは諦めて、その近くの別のau販売店へ行きました。その店でも待ち時間は60分ぐらい。半分諦めかけていたら、係員から「月末ということで、機種本体価格を2万円安くする特売りをやっているau販売店がありますが、ご紹介しますか」と聞かれました。

場所を聞くと、日野とのこと。ちょっとびっくりしましたが、都内での用務を終えてから、夕方に、au日野店へ出向くことにしました。

そこでは、たしかに機種本体価格が2万円引き。これまで使ってきた携帯を下取りに出してさらに1万円引き。ポイントも全部使ったので、3万円引きとなりました。機種変更もスムーズに終わりました。

それにしても、競争相手のはずの同じ販売店が客を紹介するなんて・・・。どうも、紹介してくれた販売店の方が日野の販売店へ異動したらしく、それで紹介してもらえるのだそうでした。

機種変更に振り回された1日の顛末でした。

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